オタク作家は分譲マンションの夢を見るか5

Phase5:営業さん次第の中古物件

結局、新築物件の購入をあっさりと諦めた。

で、こうなってくると中古物件ということになるわけだけど、他の地域でということも考えなくはなかった。が……20年後に埼玉・千葉は過疎化することが分かっており、そんな場所に家を買っても仕方がないというのが僕の考え方だった。川口は埼玉でも東京外縁区だからまだマシらしいが、大宮は人口が激減することが予想されており、買う価値はないと判断した。これにかんしては人それぞれの価値観があると思うから、僕はそう判断しただけ。

で、そう考えると他の地域というのも選択肢がなくなってくる。まず子どもが好きじゃないので、この先も子どものことを気にした生活をする気はない。だから、都心の2LDK物件価格で3LDKが買えますよという謳い文句にも興味はなかった。さらに重視する部分としては、現在の僕は非常識極まりない中国人一家によって多大な迷惑を被っている。深夜(午前3時)にピンポンダッシュをするクソガキとか、午前3~4時まで奇声を上げてドタバタと騒ぎまくるクソガキやその親とかね。よって中国人による被害は最低限にしたい。そう考えると豊島区とかは中国人が多いじゃんと言われそうだけど、そこにもひとつ、とある作家先生からのアドバイスがあった。

まず、価格が2000万台以下の物件を買わないこと。できれば4000万台以上の物件が望ましい。

これは、それだけの物件が買える中国人は、それなりに教育を受けてきている人間であり、ある程度の常識が通じるためというものだった。もちろん、高学歴者の中にも非常識極まりない人間がいることは普通に考えられるけどね。それは日本人も一緒だし。ぶっちゃけると、この先1000万台の中古物件は外国人(主に中国・韓国人)との取り合いになる。さらに埼玉県は大量に中国人の流入が見られており、現在住んでいる川口市は100人中4人が中国人という状況。これでは、彼らによる非常識住宅問題が目立ってきても仕方がない。分譲マンションで中国人生活環境問題が発生した場合、もうどうにもならない事を今回学んだので、その辺が嫌ならきちんとその地域に住んでいる外国人の割合などを調べて見るといいと思う。

ちなみにどんな風にどうにもならないかというと、管理組合がどれだけ言っても彼らは約束を守らないし、勝手に内装改築までしてしまう。ひどい事例だと、バルコニーに個別の風呂を作ってしまい大量の水漏れを起こしたというものまである。大抵はシェアハウス化して、どんな人が住んでいるのか分からなくなる。しかも、ある日突然中の人が入れ替わっていたりする。さらにドコででもツバを吐くので、エレベーター内や共有廊下が薄汚れはじめる。汚くなると日本人は出て行く。するとそこに大量の中国人が入ってくる。その最悪のケースを知りたい場合は、『川口市 中国人』などで検索すれば出てくるので調べて見るといいと思う。

話が逸れたのでマンションの話に戻す。

物件価格に物件性能もある程度比例するので、壁の薄さやらなにやらに差が生じる。まぁ、同じ価格でもマイナー住宅メーカーと大手住宅メーカーでは物件性能に差があったので、数字が同じスラブ厚や二重床であっても丸々信用してはいけないということは、モデルルーム見学で学んでいる。

その辺も踏まえて、SUMMOさんで物件を漁ってみた。検索条件はセキュリティ充実とペット可、2F以上が最低ラインであり、地震対策などを考えると築15年以内が望ましかった。本当は10年以内がよかったんだけど、15年にしないとペット可物件に引っかかるものが激減しちゃう。なぜ築年数のリミットがこれかというと、これよりも古いと耐震基準の現行法律に対応していないマンションということになる。火災保険などの適用も考えたり、次にくるかもしれない地震の被害などを考えると、どうしてもその年数を超えることは避けたい。

で、検索しはじめて分かった事だけど、不動産仲介業者の登録条件によって物件検索に引っかからないものが大量にあること。例えば豊島区の住宅を探す時、豊島区で検索すりゃいいと思うでしょ? ところが、検索条件を区内の駅(要町・池袋・東池袋等)で指定すると、豊島区での検索では出てこなかった物件が出てくる。この辺シッカリ統一してくれよ~と泣きたくなるし、悪質な業者では、先の回で取り上げたように足立区にあるにも関わらず池袋の検索で出てくる。ちなみに、そんな悪徳検索をしてくる業者をからかうのは楽しいかもしれないが、姑息な業者に数千万の買物の担当を任せられるかどうか、よく考えてから選んだ方がいいと思う。あとで自分が後悔してもいいなら、そういう面白業者にノルのもありだとは思う。

その中でもいくつかの中古物件をピックアップして、一斉に資料請求をしてみた。まず資料を請求して1時間ほどで対応してくる会社もあれば、1日後に連絡してくるところもある。この辺はまちまち。

問題は資料なのだけど、不動産仲介業者の店頭に張り出してあるようなチラシを資料として送って来るところもあれば、分譲時に頒布したパンフレットのコピー(メールオンリーでの対応を希望したのでPDF化したもの)を送ってきてくれるところもある。大規模マンションであればあるほど、パンフレットは存在しているわけだけど、これを確保してデータベースに取り込んでいるかどうかが、不動産仲介業者の質を見極めるひとつの材料になる。不動産仲介業者によっては物件資料を直接見せたいということで、いきなり電話で連絡を取ってくる所もあるが、基本、時間の無駄になる可能性が高いので僕は遠慮した。

不動産仲介業者のサイトの作りも本当にまちまち。間取り図をちゃんと掲載してくれていない大手不動産仲介業者まである。大抵は会員登録制であり、登録するとみられる寸法になっているわけだけど、中には会員登録してもマンションの名前しか見られないアホなサイトもある(しかも、TVでCMしているような大手)。直接連絡すれば間取り図を送ってくれるらしいんだけど、よほどいい物件じゃない限りは相手にしないことにした。

さらに買う気になるのは担当となる営業さんの質次第だなぁ……と思う。

条件に合うある築1年の中古物件を見つけ、これはいいんじゃない? と思ったのだけど……。しかも、仲介業者はそこを建てたD建築会社のグループ企業だったために、詳しいお話も聞けるだろうとコンタクトを取ってみた。

しかし、これがズブズブな非常にダメな営業さんだった。まず、グループ企業であるにもかかわらず、その物件の分譲時パンフレットを持っていない(ちなみに他社の仲介業者はなぜか持っていた)。

さらに内見に行くと、その物件の情報を自分で確認していない。僕が内見に向かうちょっと前からいたらしいのだけど、管理人さんとオシャベリに夢中だった。まぁ、しゃべってんのは構わないけど、前入りしたら色々と管理人さんに聞いておくもんだろ? と思う。

で、建物性能についても耐震ドアか? とか、その辺をまったく分からず、売り主さんに質問する始末。売り主さんが分からなければ、もう分からないとその場で答えてしまう(普通は会社に戻ってから調べてみますだろ?)。24時間捨ててもいいゴミ捨て場があるはずなのだけど、そこはドコか? と訊いても分からないという(これこそ、管理人さんに聞けよと)。オイオイオイと言いたくなるというもの。

その物件はあまりにも天井が低く、梁があちこちに張り出していて壁際に170cmまでの家具しか置けないという状況。さらにそれなりの住居戸数に対してエレベーターが1基しかない。この規模なら最低2基だろ? と思うのだけどね。ペット化で立地もよかったのだけど、不安材料が多々ある上に担当営業さんが頼りないのでは、どうにもならない。帰り際に、『D社が自信を持って作った物件ですので、非常にお勧めです』と言ったが、ドコが? と聞きたくなるひどい物件だった。これは、購入後1年で売りたくなるのも分かるわ~。という感じ。

結局、その物件は購入を見合わせることとした。

そんな感じであちこちの不動産仲介業者さんとコンタクトを取って、情報を確保していくようにしたが、やっぱり担当営業さんが不安で購入検討を見合わせるというケースが多々出てきた。

営業さんに感じた問題点は下記の通り。

☆ 頼りない。

☆ 物件の情報に目を通していない。

☆ メールの連絡がマトモにできない。

☆ スケジュールに対する質問って知ってますか?

☆ お金を出すのは旦那でも家購入のメインユーザーは奥さんですよ?

特に、スケジュールに対する質問だけど、例えばこちらが『この一週間の間なら、だいたい大丈夫だと思いますが、2、3件可能な日時をピックアップしていただいてください』と言うと、この週はいつでも大丈夫と都合良く解釈してくれるアホタレがいる。そして、前日の夕方18時頃に『明日、内見のお約束が取れましたが、いつがいいですか?』と聞いてくる。バカじゃねえのか? こっちの都合もあるからちゃんと数日前にアポの確認をするのは常識だろ? と思うのだけど、それを常識と考えない人がなんと多い事か……。

この不動産仲介業者は、テレビのCMを流している有名どころだった。当然、有名だからいいというわけじゃないけど、いい年こいたオッサン(主任)が、スケジュール管理確認もできないようじゃ頼りにならない。

一番下のメインユーザーは奥さんですよ? だけど、自宅で仕事をしている僕は別にしても、基本、家の機能・設備を一番使用するのは奥さんなんですよ。であるにもかかわらず、奥さんに目もくれず、しきりに僕に説明ばかりをする営業さんってどうなのさ? 二人で内見に行ったら、必ず両者に均等に接する。あるいは奥さんを中心に接するもんじゃないのか? 少なくとも、新築物件の担当営業さんの御二人は、そういう人たちだった。特にキッチンの説明なんか、僕じゃなくて奥さんにするもんでしょ? 違うか? 食洗機ついていますから~と僕に説明されても、それを一番使うのは僕じゃないでしょう!

営業さんはマメでスピーディーじゃないと、全然頼りにならない。酷い所だと、途中で異動があって担当さんが変わりますと連絡がきたのだけど、引き継がれたはずの担当さんから一向に連絡がこない。前の担当さんは、異動と同時に連絡を遮断してしまったらしく、困ってメールしてもメールデーモンからの返事しか来ない。仕方ないのでSUMMOさんで同じ物件にメールして、その不動産会社に連絡を取ってみた。当然、メールを返信してくるのは本来の担当さんではなく、別の担当さんになる。自動振り分けとかそういう機能があるでしょう。で、新たな人が担当さんになった時、ようやく本来の引き継ぎをした担当になるはずだった営業さんが連絡を取ってきたという呆れた状況だった。ちなみに、この不動産仲介業者も全国規模の有名どころ。

こうした不安な営業さんを抱えている不動産仲介業者に当たると、そこに勤める他の営業さんがよかったとしても、その会社はダメだ~って思えてしまうから不思議なもの。結局、その不動産仲介業者もなんだかな~となってしまった。

数千万もする買物だけに、どんな不安材料も気になるのは当たり前だよね?

探し始めてから物件を見つけるまで3年かかったという人もいるわけで、なんだか暗雲が立ち込めてきた気分だった……。

Phase6:○○キミに決めた~!(ポケモン風)

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