温灸講座 初回を終えて

10名の方々が受けられました。おかげさまで定員いっぱいのかたちです。

この温灸が最大限に活かされることを探りますので、受講される方とともに私も学びになっています。

教材として〔せんねん灸太陽4個と資料〕を配りました。
東洋医学の基本的な概念「気」・「経脈」・「つぼ」の3つの言葉を(とてもおおまかに)説明しました。つぼに温灸を貼るときに、気がからだをめぐるイメージは大切だからです。

一時間の講座の後半30分に実技になりお膝近く、足の三里(さんり)というつぼを見つけ、『太陽』を貼ってみました。

「無病長寿の灸」として古くから「これはいい!」と使われたつぼ足の三里です。
講座では1個だけ使って殘りは自宅で試してもらいたいと伝えました。
もう一つ、「婦人の三里」と敬称される 三陰交(足の内くるぶしの指四本上)も伝え、どちらか選んで体感してもらうことにしました。

講座は夏のはじまりからおわりの3か月です。
講座が終わる頃には気がよく巡るようになり、身体が軽やかに こころがほがらかにおだやかに変わりましたという様な何かしら幸せな感じをイメージしてくださいと伝えました。
明るいイメージを浮かべ進むことはとても大切なことだからです。

健康の自立の一歩を踏み出しています。
お灸で、人との交流が明るく生まれ嬉しいです。


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