石垣滞在記②

石垣港周辺には、魚屋が多い。
道を歩いていると、そこかしこの店舗の前に、”さしみ””天ぷら”の旗がはためいている。

もともと、”島の漁師(海人)がとってきた魚を、家族がその家業として売る” という家族経営の場合が多かったのだそうだ。だからいまでも魚屋が多いらしい。

きのうはそのうちの一件に行ってみた。
夕方に訪れると、ひっきりなしにお客が出入りしていた。そのお店は、市役所通り沿いにあって、立ち寄りやすい場所ではあるとはいえ、こうも人が集まるものかと、すこし驚いた。
みんな、魚が好きだ。

お店の中には、おおきなショーケースがあり。そのなかには、パックに入った魚のさしみが10種類くらい置いてあった。

さしみを買って帰った。
2パックで600円。
安い。

味は、うまいかどうか、ちょっとわからなかった。
また行ってみたいと思う。

店では、中年の女性店員と少し話ができた。
教えてほしいことを尋ねてみた。
島の漁業事情について知っておきたかった。
思ったような返事はなかったけれど、
意外に気さくに答えてくれて、楽しかった。

こういう会話は、いい。

普段、仕事中はだれともはなさないので、
なおさら、こうした機会は、

大事にしたい。


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