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裏アカ

裏アカという言葉に良いイメージがありません。数年前にプリン関係にあった女性の、赤裸々な裏アカを見つけてしまったことがありました。そこには、ぼくが知るべきではない、彼女の本性が記されていました。

その女性の裏アカを「探してみよう」と思ってから、「見つけた」となるまでにかかった時間は、およそ10〜20分ほどでした。「あっさり見つけちゃったな」と思ったのを覚えています。

最近、美術の贋作者の話を読みました。読んだ2人に共通するのは、「自分がやった」というのを、自分で言ってしまうことです。どうしても「みんなを騙し続けてきた」というのを誇りたくなるようです。

裏アカもそうなのかもしれません。

「このアカ、私が書いているのよ」と、しらずに教えたくなるのかなと。

自分に当てはめて考えてみます。

いま、裏アカを作って、趣味について書き始めました。これが、なかなか読んでもらえないんですよね。こちらのプリン関係の話について書いている表アカは、なにもしないでも、そこそこの人から読まれるのに、その裏アカではさっぱりです。色んな人のnoteにポチポチと いいね しまくっても、いいね が返ってくるのは、その時だけです。フォロワーも、なかなか増えないものです。

誰も相手にしてくれないものだから、「おーい! ぼくはここにいるよぉ〜!」って、リアルな知り合いに、無性に教えたくなるんですよね。

でも、その裏アカを教えてしまうと、この表アカもバレるんじゃないかと、びくびくしています。でも……

ああもお、教えたくて仕方ないんです。


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