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穴を掘って埋める工事(情報ください)

 穴を掘って埋めるだけという事業があるという。

 雇用促進と景気浮揚に役立つのは間違いないから、この事業がまったく無意味だとは思わない。

 大切なことはその事業の真の目的を作業者に悟らせないことだろう。自分は何か世間に役立つことのために勤労していると思い込ませる必要がある。

 人はもろいもので、自分が今している作業が誰かの役に立っていると考えたい。じつは穴掘って埋めてるだけ、その空虚さに、耐えることができない。

 以前、車の助手席に乗っていたとき、水道工事のために二車線の道路が一車線になっていたことがあった。

 道路は混雑し、車はまったく進まなかった。

「水道工事ってしょっちゅうやってるだろ? あれって道路を掘っくり返して、埋めてるだけなんだぜ。渋滞をつくりだすためにやってるようなもんだよ」

 運転者は吐き捨てるように言った。

 

 あれは本当に、ただ掘って埋めるだけの作業だったのだろうか。

 工事それ自体に意味はなかったのだろうか。

 

 穴を掘って埋めるだけみたいな工事は本当にあるのか、作業者はどの程度までそれを知っているのか。教えてほしいと思っています。

 具体的に○○の工事、と言わなくてけっこう。ある工事とかさる工事とか、そういう呼称でかまいませんので情報をください。


 

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