天牌個人的名シーンまとめ(Vol81~90)

2022年に来賀さんが亡くなり、連載も終わりました。
追悼の意味も含み、天牌各巻毎に個人的に好きなシーンを1つあげていきたいと思います。
*vol01~vol60に比べて画像が粗いのはソーリー。

vol81.

天牌マニアならたまらない津神大先生vs団塊世代松本の対決から2巡目の自摸で迷うシーンを81巻からは挙げたいと思います。2巡目でこれもイカレてますが、イカレているなかに罠を張っている良いシーンだと思います。形と役をとるか、勘をとるか、天牌のなかには来賀さんの伝えたいものがあると思いますが、これもその一つだと勝手に思っています。

vol82.

確実に復活を遂げながら、一応ルールは守って影村をさん呼びする、ツンデレなのか罰ゲームなのか分からない津神さんは、ただ単にヒキだけではなく理論的にマージャンもしていると知らしめるシーンを82巻からは挙げたいと思います。一応天牌上級キャラはこれくらいできてるうえなんだよ、というメッセージなんでしょうか。でもこの後、「ヒキ以外に大切なものがどこにある」とぶちまけているんですがね。

vol83.

天牌の闘牌イベントでは、たまに必要なのか分からないのがあると思っていて、マーブル栄2号店一周年記念麻雀大会もそうでした。でもまぁ今回読み返して、これは大会、または麻雀において態勢の悪いところからどうよくするのか、それを超能力ではなくルール内の打牌によってどうするかなのかと思い、83巻からは、普段なら躊躇するようなチーをするシーンを挙げたいと思います。どうでもいいけど、マーブルってマーチャオ+ブルからきてんのか?まじどうでもいい。

vol84.

これまた前の巻の取り挙げと同じく、ほぼ無理ポンをする松本さんのシーンを84巻からはピックアップします。ちなみにこの時の手牌は、
九九④⑥⑧⑧東東中246 からの鳴きで、遠くに対々和が見えるけど、実践なら…鳴くか。これ鳴くわ。そんで漫画と同じく東バックで和了る気がします。状態が悪いときの治しかたの鳴きではなく、強者を捌くときの鳴きという感じですね。

vol85.

vol81.でも言ったのですが、来賀さんの原作である以上、来賀さんの伝えたいことが漫画にはあるはずで、この麻雀の基本「親を落とすゲーム」というのもそれだと思い遼ちゃんのご高説シーンを85巻から挙げたいと思います。しかもこれ栃木の野島さんも語っていて、同じことを別場面で語るのは珍しく、それだけ伝えたいのではと思うのです。

vol86.

瞬にとっては笑っちまう蘊蓄でしかないようですが、蘊蓄をどう処理していくのが成長ではないかと思い、86巻からはこの7筒の壁による8筒の釣り出しを挙げたいと思います。昔は迷彩の、ロン狙いがデフォの時代があって、今ではそうではなくなったのですが、人によって「気づいて成長する瞬間」は違うので、僕は笑わないでつとつとと麻雀打ちたいと思います。

vol87.

87巻からは、新宿覇権争奪戦における荘志雲が、博徒として生き抜くために2着の遼から和了らず、同じチームでトップ目の松本から7索を和了った卓上を挙げたいと思います。しかし沖本が天堂から親倍和了った時は喜んでいた遼が、ここでは自分たちに有利になったにもかかわらず、しっかりと認めているのは成長したということでしょうか。

vol88.

なるべく公平にジャッジするようにはしてますが(本当かよ)、好きなキャラクターが出るとそれ寄りになるのはあるもので。でも来賀さんも松本さんのこと気に入ってたと思うんだよなぁ。外伝から移籍組だし。そんな松本さんの、遼の最低インパチリーチ4巡目リーチに対して生牌3枚押しをした時のドヤ台詞を88巻からは挙げたいと思います。僕も相手がダブリーしてきたらこのシーンを思い浮かべて押します(と言いながら現物切り)。

vol89.

89巻からは、また松本さん(恰好いいー。ひゅーひゅー。)の萬子5面張待ちをリーチせずの、その理由が判明するシーンを挙げたいと思います。この形に持っていくのは思い浮かべられなかった。今までの天牌では大体七萬を持ってきてカン出来ずが王道だったのですが、当たり牌+待ち変化で場を回していくのはお見事です(三家和の展開にもなっているし)。恰好いいー。

vol90.

新宿覇権争奪戦、最終三回戦、南3局1本場、何が何でも連荘したい遼の、途轍もなく広いシャンテンの何切るを、90巻からは取り挙げたいと思います。遼は5筒を切ってしまい、1索の和了り逃しをするのですが、個人的には1索引きが嬉しくないので2を切っても、その1索で和了れるというダブルの意味合いが出てて、残酷で厳しいシーンと思いましたね。

vol91~vol100は2/26頃に更新出来たらいいなぁと思っています。
宜しくお願いします。

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