天牌個人的名シーンまとめ(Vol71~80)

2022年に来賀さんが亡くなり、連載も終わりました。
追悼の意味も含み、天牌各巻毎に個人的に好きなシーンを1つあげていきたいと思います。
*vol01~vol60に比べて画像が粗いのはソーリー。

vol71.

尋常ではない麻雀のヒキを持つものは、私生活にも及ぶのを証明するかのような重安逆恨み麻雀オーラスの瞬の何切るから71巻は取り挙げたいと思います。トップと差1600、フリー麻雀でもありそうなここから瞬は打5筒にします。その理由の死に面子という概念を若い子はどう捉えるのか知りたいですね。結果純チャンという伏線を張っているのも良いですね。

vol72.

腐っても波城組の代打ちをしていた北岡先生を、赤子の手を捻るように負かす栃木の農家3人組の和了りを72巻からは挙げたいと思います。いやまじで「なんだあの待ち」でしょう。それも理由が北岡先生の顔に書いてあるだもんなぁ。でも黒沢さんクラスなら心閉じちゃうから通じないだろ、と思ったんですけどね。それで「最強の8人」決勝で北岡先生敗北と思ったのです。が、もう読めねぇ。

vol73.

井河にハネ満打たなければよいが、井河のリーチ直後の瞬の何切るを73巻からは挙げたいと思います。ここでは井河の捨て牌を載せられないのが残念ですが、下の3色もあるというのが味なんですよね。ただ実はこれを挙げたのは18年くらい前かな、僕も同じ何切るになったんですよね。そん時は2筒ポンしてて2筒引いて、ほぼ同じ何切る。で、同じく1筒切って満直されましたよ!うんこ!

vol74.

天牌あるあるベスト30には入りそうな、不幸が起こる直前にはとんでもない和了が出る、をやってしまった臼田さん渾身の数え役満を74巻からは挙げたいと思います。登場時は殺気ありまくりなのに、黒流会から連れ出されるときは小物感満載なのは驚きました。しかし災いの風を起こしそうのフラグが重安と思わせながらの臼田登場はやるなぁと思いましたね。

vol75.

この津神大先生、再登場に何人のファンが喜んだでしょうか。そして、まさかドヤ街で登場とは誰も思わなかったに違いない。嶺岸先生の筆もノッている感じがします(本当かよ)。天堂も拾子をやっていましたが、向こうはイケメン度を保っていましたからね。しかしコピーによる画像の粗さも相まって見事に貧相な一枚絵になっています。なんて凄いんだ。

vol76.

紅富士決戦4回戦目の、南3局1本場の1筒切り説明開始シーンから76巻から取り挙げたいと思います。さすがに瞬さんも粛々と説明します。そりゃこんなのドヤ顔で説明されたらたまったものではありませんから、少しは空気を読めるんだな、と妙に感心しました。ただ前の1筒による聴牌を利用した、この国士への繋がりは好きですね。

vol77.

八角さんの綺麗な和了り、みたことねぇ、あったとしても思い出せねぇ。そんな八角さんの、紅富士決戦最終戦東1局の渾身の運試し成功の和了りを挙げたいと思います。いや、オーディエンスの通り仮テンと本人も思っているような。ここまで苦労しないと和了れない描写ゆえ、オーラス渾身の1発自摸、裏3の後方一揆捲りが別にいいか、と思わせる気がする。なんか悪口ばっかな気がしてきて八角ファンの方々、すみません。

vol78.

麻雀のゲーム性を高めている役は七対子だと思っているのですが、麻雀漫画でも七対子は大活躍している気がします。点数も独特で色々なシーンに使えるんですよね。将棋でいう桂馬か?(多分違う)でも実際のフリーでも七対子は自分のゲームの分岐点に登場する気がする。えぇオカルト嫌いではないです。78巻からは、見事な和了り牌止めからのカウンターシーンを挙げたいと思います。

vol79.

絶不調を、ヘクリの連続で表現するのも良いですが、配牌の7種8牌からずっと変わらない表現をする、この79巻からの絶望感もぐっときます。良い手牌で自摸が悪くてもイライラしますが、手牌も自摸も悪いと、鳴くこともできないし、自分の力ではどうしようもないですから。ただ僕は普通にこういう状態があるので、津神の絶望は僕の通常かよと泣きたくなります。

vol80.

外伝で格好良い団塊世代を演じていた松本さんが本編に出てきて嬉しかったのを思い出します。もうサラリーマンの面影などありません。そして挨拶代わりに二盃口を捨てて七対子に決めるシーンを80巻からは挙げたいと思います。形で打つもんじゃねぇと言いますが、その意味が分かりません。まぁイケメンが言うことはなんでもOKて事でしょうか(絶対違う)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?