天牌個人的名シーンまとめ(Vol61~70)

2022年に来賀さんが亡くなり、連載も終わりました。
追悼の意味も含み、天牌各巻毎に個人的に好きなシーンを1つあげていきたいと思います。
*vol01~vol60に比べて画像が粗いのはソーリー。

vol61.

誰もが一度見たら忘れられない津神大先生の「ば…バカな」を挙げるべきなのでしょうが、このイカれた聴牌宣言も好きなんですよね。なぜならこのシーンと菊田弟が最後に和了ったシーンの構図が同じなのが一つと、もう一つが最後の和了りも、これと同じく三色なのを引きただせていると思うから故に61巻から挙げさて貰いました。しかし最後の対決の同三巡リーチの闘牌作りも良かったですね。

vol62.

11歳にしてこの眼力半端ありません。62巻では三國先生と、八角おっさんの復活もあるのですが、この眼力の前では霞んでしまうので取り挙げました。しかし将棋やボクシングでは漫画を超える藤井さんや井上チャンピオンが現れましたが、麻雀ではこんな海輝を超える人は出てくるのでしょうか。僕も昔は雀鬼流を打つ11歳とか現れないかなぁと思ってましたが、出なかったなぁ。

vol63.

天牌を知らない人に、このシーンを見せたら悪役のキャラでしょう、と答えてくれそうな主人公のわっるい顔を63巻からは挙げたいと思います。これでよく麻雀と真摯に向き合っ(略。アーニャの余裕の笑みは、人をむかつかせながらも可愛さがありますが、こいつにはなにもないッ…。逆に言えばそんな気持ちで麻雀が勝てるわけがないという教えのようで良いシーンだと思います。アーニャ知らない人、ごめんなさい。

vol64.

このnoteでは、なるべく1シーンを挙げているのですが、64巻からは2ページの上段部分を横長に切って挙げさせて貰いました。こうやって切って貼ると見事に収まっていて構図の緻密さを改めて感じましたね。しかし前巻で悪い顔と悪い台詞とは真逆な恰好いいことを言う主人公・瞬。確かに北が待ちじゃ寂しいが、なにも北岡の和了り牌で和了る必要もないだろ、とも思う。

vol65.

65巻からは、山場を迎えているウェスト争奪戦から超弩級聴牌4人の同巡リーチ合戦で、自摸らせても貰えないどころが、一牌も捨てさせて貰えないで負けた遼さんの顔と捨て牌を取り挙げました。本当は捨て牌だけで良かったんだけど、コマが小さ過ぎて。でもこの即負けを、リーチ棒が落ち着かない表現でアピールするのが良かったです。しかし今度は遼の和了り牌で和了るかね。

vol66.

少し話がずれる上に、言わなくてもいい感じもするのですが、どうも井河拓真の存在が分からんのですよね。66巻からは、そんな井河に麻雀を教える三國先生の講座から挙げたいと思います。今では偶数牌より奇数牌の有利性が浸透してますが当時はまだだった気がします。まぁここでは三色を見切る部分もあるのですが。

vol67.

気鋭の青虎・山田の反目から始まったような第三次赤坂「天狗」決戦ですが、67巻から取り上げる印象に残るシーンがこれなのですから、もう山田が敗北するのは分かってしまうものです(悲)。しかもこの阿吽の連携でハネ満を和了らせて貰ったのにも気づかないとは。でも麻雀はこの刹那の連携が面白いですよね。フリーでこの連携が決まった時は嬉しいものです。

vol68.

68巻からは、久しぶりの見開きの牌が倒れるシーンから取り挙げたいと思います。何度見てもこういう和了りシーンはかっちょ良い。2900→2700からの小さい和了りからの山田からのインパチ直撃という流れも良い。ついでに氷の貴公子というだけあって、このシーンが薄氷に倒れるように牌の背面も描写されているのも良い。総じて全て良いということですね。

vol69.

やっぱ第三次赤坂「天狗」決戦は地味だ…本当は他の闘牌から挙げたいと思ったりもするも丸一巻この闘いで、ずっと読んでいると他のストーリーが挿入されないの珍しいんですよね。みたいに文字数稼ぎするくらい地味な、山田が回った瞬間に、当たり牌を打ち出す三國先生のシーンを69巻からは取り挙げたいと思います。普通だったら、おおっと思うシーンも天牌だとフツーに感じてしまうのがヤバいところです。

vol70.

煮詰まった第三次赤坂「天狗」決戦を表すような、ぐつぐつと熱々に煮詰まったような卓上シーンを70巻からは取り挙げたいと思います。まさに山田の燃えるような山田の私怨が現れているようで良いです。これまで天国と地獄や、命の擦れ違いのオーラスの卓上シーンがありましたが、こんな人間の業火みたいなのも良いです。しかしこれで、3面張対3面張対両面対両面とは思わないよな。


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