MonsterZ MATE 3rd ALBUM 『WalkerZ』に救われた


このアカウントでのnote初投稿が推しのアルバムにくらったオタクの感想文になるわけなんですけど、まあそんなもんか。

初めまして。お久しぶりです。いつもありがとうございます。取り敢えずある程度の挨拶パターンを羅列しとけばどうにでもなるって古事記が言ってた。
草餅と申します。MonsterZ MATEという最強で最凶で最高の怪物ふたりに狂っているいちオタクです。字を書いたり絵を描いたりが趣味です。実際やる比率は9.8 : 0.2。自己紹介終わり。

今回はわたしのことなんてどうでもよくて、コレのはなしですよ。

MonsterZ MATE 3rd ALBUM 『WalkerZ』。

アルバムジャケットはお母様、しのとうこ先生。


え?まだ買ってない?おいおい冗談キツいぜボブ!(リンク貼っておくので興味のある方は是非!)

https://mzm.lnk.to/walkerzID


多分ボケを入れ続けると本題に入るまで8億年かかるので、そろそろちゃんとします。


結論から言うと、タイトルにもある通りわたしはWalkerZに救われた。

その経緯なんかも諸々含めて、1曲ずつ順に追いながら感想を綴っていこうと思う。(考察とかはふせったーに後日投稿予定です)(2022.01.27追記:書きました!!!!!→https://fusetter.com/tw/R65hcPIZ) ちなみに全然歌詞を上から順に追ってるとかではないので読みやすさは担保できないです。その点はマジで申し訳ありません。あと長い。マジで。




1.ラジー

早速だが、マジな話をすると多分わたしが今回のアルバム内で一番好きな曲はラジーだと思う。ただし、今回の曲たちは相対的に評価できないししていない。どれが一番とか順序付けるのはナンセンスだと思ったから。それぐらい良いアルバムだったから。それでも一番かもしれない、と思ったのはこの曲がわたしにとって特段刺さったから。

本屋の棚から選んでる貴方は卸してないのに威張ってらあ

ここのリリック。正直、一番くらった。マジで。

身に覚えがあった。自分の言葉じゃない、借り物の言葉で主張をした経験が片手どころか両手で収まらない数だけあった。
わたしには借り物の言葉で主張をすることを完全に否定する意思は無い。自分の感情/意思/意志/思想を表現するのに適したことばが見当たらなくて、丁度まさに言い当てているような言葉があったのなら、それを引用することは何ら悪いことではないと思う。その言葉に乗る想いは改変されないから。

ただ、借りモンで威張るのはダセェんだよな。

虎の威を借る狐は賢しい弱者の象徴。借り物で張った威勢なんか虚勢以外の何になるっていうんだ。
自己表現の範疇での引用は良いけど、他人の言葉を楯にして、ないしは無闇矢鱈に振りかざしてイキんのはシャバいよな。

感想から脱線しちゃったので感想に戻るよ。

「負け犬だ てめぇの番」ってアンジョーさんが書いて歌ってるのヤバくない?ヤバい。そこから続くコーサカさんの強くて速くて痛みの伴う、特効薬なフロウ。狂った。気も触れるだろこんなん一曲目にくらったら。一曲目に出てくるパンチの威力じゃないよ。実際ブローとは言われてるけど。初撃にブローが出てくるのはエグいやろが。

あと「青く燃え滾り走り抜ける」ってめちゃくちゃアンジョーさんとの親和性高くて好き。インナーカラーが揺らめく情景が見える。見た。(幻覚)
青い方が炎の温度って高いんだよね。蒼炎はカッコいい。リザードンXがどうしても欲しくてイベルタルもミュウツーYも諦めてポケモンXを買ったぐらいには俺は蒼炎が好きなんだ。

ところで俺がそもそも「ラジー」って言葉自体知らなかったので調べてみたらすべてに合点がいって絶命した話したっけ?今したな。

この曲に関してコーサカさんが「生活全部を曲にしたいから」みたいなことを試聴会で話してた気がする。多分それって本当にそうだ。この曲に詰め込まれてるのは、これからも確かに続いていく彼らの物語/日々だろうな、って感じた。

「輾転と螺旋じゃなくてこれが円環でも」とか文脈エグすぎる。Up-to-date……。
あの時は「円環ではなく螺旋を描く」だった。この辺の話を深堀りするのは考察の方でやりたいな。とにかく、ずっと地続きに生きている彼らが好きだなって思いました。


あとは、そう、バンドサウンド。わたしは邦ロック大好きマンなのでラジーのイントロから大喜びしてました。めっちゃいいギター鳴ってる!!え!?ベースもめっちゃいい!!!こんな良いサウンド出してくるってどんな人達が関わってるんだろう!


模範解答じゃねえか。


いや、え、何?確かに超良いバンドサウドだ最高~~!とは思ってたんですけどそんな豪華な布陣なことある?山下智輝氏に頭が上がらん。それはずっとだけど。ありがとうございます。こんな幸せなことあるか?ここにあった…………………………………………。


ラジーはそんな感じでした。ホントに大好きだなこの曲。

そんな最高のスタートダッシュから、アルバムは始まっていく。




2. Unison

いやいやいやいやいや(ry 好きだろこんなの。

作詞作曲はボカロPの一二三さん。なんてことするんだ(歓喜)。

穏やかな、どこか煌めくような、深夜の匂いがするような曲。

試聴会では「この曲はタイアップをお待ちしておりません!」とか言ってた曲。

とえちゃう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

(ここで天を仰ぐ)


一二三さんが書く曲にある、どこか寂寥としているのに決して後ろばかりを見ない、寧ろ前へ手を伸ばすような、そんな雰囲気が今回も例に洩れずあった。
そしてそんな曲調にめちゃくちゃアンジョーさんの声が合う。やさしくて透き通っていてうつくしい歌声は、夜の空気に似てるなって思った。ラスサビ直前の「僕たちは」がよすぎる。

コーサカさんの方は「僅かな疵から終わりに帰す――」からのフロウが心底気持ちよくてだいすき。ここ超良いな。


Unisonだけじゃないんだけど、やっぱり彼らは夜が似合うなあって思った。怪物たちだからかな。それとも夜をメインに活動するひとたちだからかな。両方かな。
そして次も夜の曲ですね。




3. -Hanakin-

Hylenさ~~~~~~~~~~~~~ん!!!!!!!!!!!!!!!

最高ってそんなのBright Nightの時からわかりきってるんだよな。Bright Nightみんな聴いてくれ。

どう?良くない?良いんだよ。ここからしか吸えない栄養がある。
あとPulseも吸ってください。花鋏キョウちゃんとの曲です。

こっちもめっちゃいい。つまりHylenさんとのタッグは最強ってコト。

からのコレなワケですよ。

そら狂う。というかティザーの時点でだいぶ狂ってた。
バチャフリで先行公開されたって聞いてより狂った。
ずりいよ。俺にも聴かせろ。

そう思いながら迎えたアルバム初聴の瞬間。


超楽し~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!なにこれ!!!!!!!!!!!!!!!????????????????


いや楽しすぎでしょ。びっくりした。
ライブでやりたいしクラブで聴きたい。なにこれ(二回目)。

リリックは「悲しい話しバカばかりが量り売りのparty マジ?」と「今日華金なのにノンアルコール 呑んだら乗れないの じゃあ歩こう」と「そう、 腰振るラブドール 知りもしないだろ角度」と「理想と現実のかけっこ この悩みすらもかっけーフロウ」がすきです。(多) でもぜんぶすきです。

あと酒を呑めない男が「開けろシャンパン」って歌うのオモロくて毎度ニコ……としちゃう。そのあと「飲み干せ皆」って言ってるから自分は呑んでないかもしれん。セーフ。(?)
クラブに行かないし酒が呑めない男とクラブが好きで酒もガンガンに呑める男のふたりが歌う最高のクラブミュージック。なんかこう上手くは言えないけどすごくMZMっぽいな?


あとこれ忘れてた。

マインドが中学生なので-Hanakin-の「腰振るラブドール」で毎回浮ついてしまう 実際マインド抜きにしてもここめちゃくちゃ耳触り良くて大好きなんだよな

コレはわたしの発言原文ママなんですが、まああの、そういう人絶対ぼくだけじゃないと思うんですよ。好きだろ。好きだよな。な。わかるよ。ただぼくはマインドが本当に中学生男子のソレなのですぐそういう言葉が出ると喜びます。キャッキャッ だからBeep☆CARAMELの例の部分も当然好きだよ。あたりめーだろ。


そしてコレはライフハック。

調べたら、来年の3月17日が次の金曜日に満月になる日らしい。みんなで約3ヶ月後、満月をミラーボール代わりに-Hanakin-退勤/下校/その他帰宅行為、キメようぜ。

ここから続くのも、また良い夜の曲。




4. TOKYO MONSTERZ

え!?烏屋茶房さん!!!!!!!!??ってビビったところで、

和田たけあき a.k.a くらげPさん。


あ~~~~~~~~~~~~~~~~;;(大の字)


オタク全員生かして帰さねえって強い意志を感じる……。

このおふたりの曲で育った部分があるのでそら曲調も大好きなワケ。
試聴会のときとか良すぎて何!?(何!?)ってメモしてた。どういうメモだよ。


この曲のリリックは「脱法気味のそのガッポリgimmick めっちゃ美味」の耳触りの良さが大好き。最高。もっとくれ。

というかTOKYO MONSTERZという楽曲、アンジョーさんの声がマジで合う。いや提供して頂いてるので合うのは当然なんですけど、その領域を超えて合うな、って思った。さらに「どうせなら本気で」とか「さぁ、勝負だ!」とか、スゲーかっこいい。

怪物性をちゃんと全面に押し出しながら、真夜中のビル群を駆け抜けるみたいな疾走感があってこれまでの怪物性を主題にした曲とはまた違った雰囲気で、色んな角度から"彼ら"を魅せてくれるのありがたいなあ、ってすごく感じた曲でした。


「Tokyo midnight, It's our territory.」「Hant me if you can.」って人間とは別格の存在たるモンスター達からの言葉はキマるんだ。


少し違った視点から、街の中の曲は続いていく。




5. ランウェイで歌えば

勝ちました。(?)


試聴会では「ペトリコールの続編」と言われた曲。おい急に俺達を殺すな。びっくりするから。しかも一ヶ月以上かかったって。思い入れがあるって。二人組で音楽やってるひとたちがするやり取りとして満点を余裕で超えた回答を出すな。ありがとう。


何回か聴いてから、サビ最初の「雨、雨」って歌い方とか音階が童謡の『あめふり』に似てるってことに気づいて気が触れました。(でもあの童謡、都市伝説あるんだよな……。)
まあ単純に雨を乞うって意図としてそれを仕込むのは百点満点の回答といって差し支えないやつなので気も触れるじゃん。触れた。


ランウェイで歌えばのラスサビ転調、2DMVで「華やかに」の後のピアノに合わせて女の子が傘を捨ててターンすると同時に色が着くやつです 見えました(幻覚) そのまま笑顔で駆け出していくんだ……

これはぼくが個人的に見た幻覚です。
ラスサビ、気持ち良いぐらいアンジョーさんの高音が通っていくから駆け出す映像が見えるんですよ。幻覚ですけど。

更にコーサカさんは「晴ればっかの空 =香らないペトリコール」ってリリックを叩きつけてくる。そういうとこっすよ。好きです。

この曲、聴いて最初数回までは曇天から光が差し込み始める空、って感じだったし実際それで良いと思うんですけど、雨の夜でもうつくしい情景が見えるんだなって気づいてからよりこの曲が好きになりました。
雨の日の夜に聴きながら帰ってて、路面に反射する光がまさしく"ランウェイ"みたいにキラキラしてたのが忘れられない。思わずラスサビに入った瞬間駆け出してしまった。


ここでアルバムは折り返し。
雨の中でも前を向くような曲から、幸せな曲に続いていく。




6. ブルスク feat. Marpril

安心と信頼のYACA IN DA HOUSE。

ブルスクは後に出てくるRoulette!と同じで、アルバム告知以前からライブで先行公開されていた曲。何度か聴いたしコーサカさんとヤカニキの二人で歌うブルスクも聴いたけど、やっぱりすごい曲だと思う。

勿論聴いたときに泣かないわけもなくて。「"変えた”んじゃなくて"変わった” 世界は苦痛なんだって分かった」とか「息苦しい現状をちゃんとmemorie 振り返った時 幸福にcategory出来る様に」とか。
この時世じゃなきゃ絶対書くこともなかっただろうリリックたちは、心からの叫びだと、悲痛だと、願いだと、そして祈りだと思った。

コーサカさんはこの曲に対して「今だけしか聴けなくなるのも嫌だから、いつ聴いても"良い"であるように」みたいなことを言ってた。
できてる~~~~~~~~~~~~~~。

Marpril二人にこの状況が終わったら何がしたい?って聴いて書いた掛け合いのところとかすごく幸福でいいなあ、って思う。あと彼女たちが歌う「いっそのこと電源切って嫌な事からエスケープして」って歌詞、アガるな。シンフォニア思い出しちゃった。
あとCメロのアンジョーさん歌ウマすぎ案件はどうしたらいいですか?あのパート天才。全然精神状態によっては泣いてる。

それと、これはちょっとだけ違う話になってしまうかもしれないけど、この曲が完成してわたしたちのもとに届いていることがすごく嬉しいことだなって折に触れて思ってた。
何の折に触れてかっていうと、One Da Landを聴く折に。
あの曲が作られた経緯を断片的にとはいえ聴いた身としては、この曲がこうしてこの形になって完成しているコトに並大抵のコトバじゃ表しきれない感情も湧くよ。

本当に、良かった。


こんなに幸せで、ゆるやかで、ヤなこともいっぱいあるけど、夜明けまでのエスコートをしてくれる曲からどんな曲に繋がるっていうんですか!




7. MUNO

マジでブルスクからMUNOの流れ考えた人誰?口座教えてください。
ラジーが一番好きって言ったんですけどMUNOはもう殿堂入りしました。コレを手に入れた以上俺はこれからの日々で無敵になっちまうよ。

初っ端から人殺すんかなってぐらい重いビートとフロウ。裏で言ってる台詞と無音処理の箇所、いくら払えば知れます?

台詞が裏に入ってたりメロ歌詞までコーサカさんが書いてたり、そういう色んなことが仕掛けられてるこの曲は彼らがこのアルバムに対してよく口にしてた「新しいことに挑戦してる」の最たる例なのかなあと思ったり。

サビさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜裏のまーふぁっかー!が大好きです。

すいません本当………………推しは治安が悪いほど良いとされてるんで………………………………………義務教育で習うんで………………………………………………………………………………………。

本当に心の底から嫌なコトあったんだろうな、って思うのでなんか素直に良い曲って言うのも違う気はしたんですが、良い曲です。
ムカついたからって一晩でリリックを書き上げて提出するのは、動機こそ正反対であれど255のときを彷彿とさせる。

試聴会でコーサカさんが「いつか絶対話すからよ」って言ってくれたの忘れてないからな。歌詞ニー待ってます。頼んだ。
でもあんまりこの曲を昨日までより好きになる日は、続かない方が良いんだろうなあとは思ってます。良い曲なんだけど!
健康的でいた方が良いからね。身体も、心も。


そういえば、過去のぼくがこんなこと言ってたな。

コーサカさんの台詞が感情的じゃなく「頭下げろとかそういうんじゃなくて(笑)」とか「全然怒ってないよ、マジで。」「なんか静かな怒りとかそういうんじゃなくて(笑)」って冷笑混じりのものだったから、ああもう興味無くなったから切り捨てる直前なんじゃないかな、って。好きの反対は嫌いじゃないから。この間、ちゃんとしてねーヤツはバンバン連絡絶って切るタイプって言ってたし。

だから、「失望」の歌なのかなって思った。


じゃあ、フロムアイムの方は?




8. フロムアイム

アルバム発売日でもある12月8日にはMVも公開された。全生命体、見よう。

顔良(kao=yo)。


わたしはMVが上がる前、聴いてからずっと抱いていた印象があって、どうしてもそれが離れなくて、フォロワーと話した覚えがある。ねえ、もしもさあ、

フロムアイム、MVで旗持ってたらどうしよう。本当に"反旗を翻す"曲だったら。

果たして、本当だった。脳内にどうしてか明瞭に浮かんでいた旗の揺らめきが、そこにあった。
叛逆の意志を湛えて揺らめくその旗は、曲の始まりでは穴が空いて戦火をモロにくらったんだろう有り様。それがどうだ、ラスサビには穴ひとつ無い真っ新なものへと様変わりしている。
背中合わせに戦っていた彼らは横並びになる。
戦火に包まれていた曇天の地は争いの気配すらない晴天の地になる。

いつまでもこの世界で戦い続ける彼らを象徴するようで、鳥肌がたった。
くらいすぎて、MVを見てから暫く見返せなかった。

深山さんが天才です。ありがとうございます。
MZMはいつでも最新が最強で流石。毎日成長してる。これからも必死で喰らいつくからついていかせてくれ。


確か試聴会では二人で歌詞を話し合って狙いの的を定めたって旨の話をしていたと思います。最高。


ちなみにラウドロック大好きマンワイ、曲調が好きすぎて無事に墓に埋まりました。超良かった。試聴会の時にリンキンっぽいって話になったの覚えてる。わかる。俺はFaint思い出してた。なんか何かに抗うときのロックって感じだよな。個人的にはSystem Of A DownのB.Y.O.B.も思い出した。

あと、めっちゃ言いたいことあって。

コレ、結構自分の中で腑に落ちた部分なんです。
そう見えません?俺にはそう見えた。
戦争映画のラストシーンなんて二極って言ってもあまり齟齬は無い気がするんですが、今回はハッピーエンドだと思うな。これからも彼らの戦いは終わらないワケですけれど。

さて、もうアルバムも終盤ですね。




9. 星霜レイテンシー

星霜レイテンシー。
夜、眠る前に聴きたくなるようなやわらかい曲だと思った。
これも精神状態によっては泣いちゃう曲ですね。ピアノが心地良い。

この曲のときにアンジョーさんの歌声が女声と勘違いされたらしいです。そうもなる。高い。通常の話し声との差がエグい。グッピーも絶滅する。

コーサカさんも超落としたフロウでうわ~~~~~!ってなった。
「この星空が落ちてくるようなことがあれば もしかしたら」の切実さヤバいけどさっきまで戦ってた方と同じ方なんですか?本当?

アンジョーさんも……すげえよ…………片思いの曲かな……?って思ってるんですけどこんなに淋しさとか儚さがうつくしく出力されることあるんですか……?さっきまで戦ってた方と同じ方なんですか?本当?


そんな9曲目を終えて、とうとうアルバム最終曲。最後には一体どんな曲が来るんだ~~~~!?




10. Roulette!

実家〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

実際、実家のような安心感がある。作詞作曲はNeko Hackerさん。

めっちゃかわいくてかっこいいMVもある。


ロシアンシューの曲と噂のこの曲。信じられんぐらいライブ映えするので今やライブでは常連曲に。ライブのたびに変わるコーサカさんの「あっま」とか頭振れる部分とかきっとコーレスができるような部分とか、楽しいポイントが多いからね。Roulette!ってもしかしなくてもライブのどのタイミングでやっても盛り上がる超楽しい曲じゃん。

最後にRoulette!を持ってくるの、最初は意外だなーって思ったんですが、アルバムを通して何度も聴いてるうちにコレだなあ、になりました。曲の終わり方がいいのもある。めっちゃ良いなあ。

歌とラップの掛け合いが大好きな全俺が歓喜した曲でもあります。
歌詞自体は「早くして」「だから待ってて」「味はどう?」って完全にロシアンシューです本当にありがとうございましたなアレなんですけど。

初披露は今年5月8日に行われたMonsterZ MATE 3rd Anniversary LIVE「UNITE」。そこから結構やる機会が多かった分どんどん自由度が増してあっという間に馴染みのメンツみたいになりましたね。
イントロが無くていわゆるサビ始まりといわれる構成のこの曲。よく最近の楽曲のトレンドはサビ始まりって言われていますが、確かにすごくキャッチーで初めて聴いた瞬間から惹き込まれたのを覚えています。勿論それはアンジョーさんの歌唱力も必要不可欠な要因なんですけど。
Neko Hackerさんにお願いしようぜって発案したコーサカさんは天才だしそれをめちゃくちゃ褒めた藤木さんの気持ち、超わかる。おれもそう思う。

Roulette!がイコールでロシアンシューの曲ということはわたしが好きになり始めてから最初にちゃんと見たMZMのシリーズがロシアンシューなのでそういう意味でもやっぱり実家なのかもしれない。やったぜ。



終わりに

ここまで閲覧ありがとうございました。
彼らのことが好きで、感情を伝えないのは薄いと思って書き始めたらいつの間にやらこんな長さに。わたしの独りよがりともいえるようなこんな長文にお付き合いくださった画面の向こうのあなたに感謝が尽きません。

本当にあとちょっとなのでもう少しだけ、お付き合い願います。


邦ロックっぽい!って曲もありつつ、すげーHIPHOPな曲もありつつ、ジャニーズみたいなアイドル系の曲もある WalkerZ、とんでもないアルバムだ

これは発売から数日経って、ふと思ったこと。新しいことを沢山やってるって彼ら自身もよく言ってたけど。
色々な彼らを見ることができて、めちゃくちゃ良いアルバムだなって思いました。しかも至る所でコラボや広告が出てる。すごい。俺はどうして油田を掘り当ててないんだ。もっと彼らに投資したい。

あとこれは余談兼感謝兼宣伝なんですが、このnoteは大半をコーサカさんの作業配信をお供に書き上げました。基本的にただコーサカさんが作業をしていてBGMとタイピング音と時折娘さん(ねこちゃん)の声だったりが聴こえてくる枠なんですが、まあお互いただ打ち込み続けてるだけなのでめちゃくちゃ集中できました。いつもありがとうコーサカさん。
そんな作業配信はいつも配信が終わるとアーカイブがメンバー限定になるので、みんなもメンバー、入ろう!メンバー限定動画もスタンプもあるぞ!なんかあと色々ある!(?)

MonsterZ MATE  YouTube channel▽



さて、最後になるのでココでタイトル回収編。

『MonsterZ MATE 3rd ALBUM 『WalkerZ』に救われた』。

わたしはこのアルバムに救われた。
それまで生きていた日常風景から、救い出された。
大して変わり映えもしない日々の色々な場面を彼らが彩ってくれた。

ちょっと嫌なことがあったときの道のりを。
深夜二時を回ったころに見る夜景を。
金曜日のバイトからの帰り道を。
怪物たちみたいに駆け出したくなった真夜中を。
どうしようもなく傘もささず歩きたくなるような雨の日を。
こんな情勢になっても動き続ける街の中を。
最悪なコトがあったりしたときのまーふぁかな時間を。
何かに抗いたくて一歩を踏み出す瞬間を。
なんとなく寂しくて独りでいるのが怖い夜を。
MZMに出会ったきっかけの動画を思い出す時を。

そんな場面で、絶対に同時にわたしの中に存在する様々な感情たちを。

MonsterZ MATEは。WalkerZは。確かに支えてくれる。

ここまでお付き合いいただいた方がもしいらしたら、心からの感謝を伝えさせてください。整合性も無く長くて読みづらい駄文にここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
MonsterZ MATE 3rd ALBUM 『WalkerZ』、ここにすべてが詰まってます。
何卒。


『WalkerZ』は、昨日と全く同じ感情と行動で生きていけるわけもない、本当にたくさんのことが起きてたくさんの感情に翻弄される人生という道を、人間よりもずっと人間らしい怪物達が一緒に歩んでくれるアルバムなんじゃないかと思う。少なくともわたしは、そう思った。もしかしたらこれから経験や感情や時間をいくつも重ねることでこの印象が変わるかもしれないけど、とにかく今のわたしはそう思った。

生きていて歩みを一切しない日なんてのは基本無い。
人生は長い道のりだなんて表現されたりする。


明日も、歩こう。




MZM 公式HP ▽

SPWN(ライブのアーカイブが買えたりするぞ!)▽

MonsterZ MATE 3rdアルバム『WalkerZ』全曲視聴ティザー映像▽


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