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自作の詩みたいなもの

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物語の書き出しが、飛躍しないまま一端の帰着をみたもの。
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2024年4月の記事一覧

めぐる 春に咲く 嘘吐き の 夢

今日こそ自分の過去の話で人の気を惹こうと目論(もくろ)んでいたのに、結局それができずに、ただ過去の自分を私自身が憐れむだけの、桜咲く春の夜です。 短い短い桜の季節の盛りです。 少し前まで、風の強い日が続いていましたが、ようやく、温かな春の夢の時間がはじまりました。 風の音を聴く夜よりも、不思議と心が騒ぐ、静かで温かな夜です。 こんなに優しい夜でも、悲しくなったり、寂しくなったりするものなのだ。驚きながら途方に暮れています。 これは偏(ひとえ)に、私が嘘吐(つ)きである