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自作の詩みたいなもの

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物語の書き出しが、飛躍しないまま一端の帰着をみたもの。
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2021年12月の記事一覧

僕たちは永遠を生きられない。という事実に

僕たちは永遠を生きられない。それなのに、どうしてだか僕たちは、永遠、というものについて考えてしまう。僕たちには到底、感じることのできない長い長い時の流れを、なぜだか物心ついて、永遠というものを知ってから若ければ若い時ほど考えてしまうのさ。僕たちは一生知る由のないものを、愛しているのかもしれない。憧れているのかもしれない。知りたいのかもしれない。本当のところは、よく分からないけど。 それはきっと「永遠」という言葉が存在しているせいでもある。そして「永遠」という言葉のせいで僕たち