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ひとつの「物語」は 無数の読みを可能にする

からんからん

いらっしゃいませ
草風緑と申します

どうぞ
ごゆっくりお寛ぎくださいませ

ひとつの「物語」は
無数の読みを可能にする

わたくしは
この言葉が大好き

河合隼雄先生のお言葉でございます


わたくしが
物語にはメタファーがある
とはじめて知ったのは「三人の旅人たち」
でございました


「青い鳥」や「はだかの王様」に
代表されるような

みなが似たようなメタファーを
感じる物語もございます

「青い鳥」であれば
幸福、希望、愛はすぐ近くにある

というような解釈でございます


ひとつの「物語」は
無数の読みを可能にする


このメタファーや解釈の違いを
書かれた本を読んだりいたしますと

え?
こんな考え方があるんだ!
え?
こんな見方をするの?

と本当にびっくりいたします


物語の解釈は
人の数だけあり

同じものをインプットしても
違うものがアウトプットされる

人の脳というシステムにも
わたくし 驚きを隠せません


大好きな小説や漫画などでも
イチオシの登場人物は
人それぞれ違ったりいたします

ヒーローやヒロインの物語とは違う
推しの物語として読んだりいたしますと

すべての解釈が異なってまいりますから

同じものを読んでも
その人ならではの読みがあり
その人ならではの世界観がある


これが

ひとつの「物語」は
無数の読みを可能にする

の魅力でございます


自分の人生も
同じように物語として見ると

わたくしが見て感じているこの人生と
異なる見方があるのかもしれません


ひとつの「物語」は
無数の読みを可能にする



今日はいつもと違う視点から
自分の物語を読んでみましょう


新しい発見が
あるかもしれません


御来店ありがとうございました

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