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【亀山市議会議員 草川たくや】 交差点の交通安全対策に取り組みました 【歩車分離式信号】

こんにちは、亀山市議会議員の草川たくやです。

東小学校🏫亀山高校間の交差点の交通安全対策に取り組みました🦺

【歩車分離式信号🚥のメリットとデメリット】

東小学校と亀山高校の間の交差点で車が信号確認を怠り、あわや児童を巻き込む死亡事故になりかねない現場を目撃したと市民の方から連絡がありました。聞くところによると、ここは市内でも数少ない「歩車分離式信号」ということもあり、以前から複数名が何度か危ない現場を見ている交差点で、周辺には教育機関(東小学校・東幼稚園・亀山高校)が集積する交差点ということもあり、早速、市と亀山警察へ対応をお願いしてきました。

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◆亀山警察へお願いしたこと

パトロールによる注意喚起
登下校時間にパトロールで交差点に立って注意を促してもらえるようお願いしてきました。これは交通課長から江ヶ室交番へお願いしてもらうことになっています。

なお、表示による注意喚起も必要と考えていますが、既に警察では「歩車分離式」の看板を信号に取り付けているため、これ以上の表示(交差点注意!など)となると「法定外表示」といって道路管理者(あの交差点は主に県道なので三重県)に要望する必要があります。
➡️これについては市を通じて要望できるよう働きかけることになります。

◆市へお願いしたこと

「法定外表示」(交差点注意!など)による注意喚起
他の信号と違って「歩車分離式信号」はその名の通り歩行者のみが進行できる時と、車のみ進行する時と、歩行者と自動車が完全に分けられています(イメージとしてはスクランブル交差点に近い)。なぜ車の誤発進が多いかというと「歩行者のみ進行する時がある」という認識がないドライバーが、一方が赤信号になったと視認したことで、思い込みで「こちらが青信号になる」と誤認して、車を誤発進させてしまうことがあるようです。横断歩道を児童が走り抜けようとしていたらどうなるでしょうか。


信号をしっかり確認していれば問題ないので完全にドライバー側の過失なのですが、とはいえこの交差点は教育施設が集積する地点であり通学路です。事故が起こってからでは遅いので、法定外表示による「歩車分離式交差点注意」の道路表示をお願いしています。

加えて、幼稚園や小学校でも交通安全教室があるので、そこで積極的にこのような信号がある事を教えてもらえると、子供を通じて親に伝わったり、祖父母に伝わったりと、良い結果に繋がると思います。


◆歩車分離式信号🚥について

亀山市内の歩車分離式交差点は3ヶ所で、この東小・亀山高校前と亀山駅前(三笠館のところ)と、306号線と1号線バイパスの交差点です。

歩車分離式信号は全国的な統計によれば歩行者と車の交通事故を減らしてはいます。

警視庁ホームページ
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/seibi2/annzen-shisetu/hyoushiki-shingouki/hosya.html
平成14年1月から半年間、全国で100箇所の交差点を抽出してモデル運用を実施した結果、交通人身事故の発生件数が約4割減少し、そのうち人対車両の事故は約7割も減少するなど、安全面で大きな効果が認められました。
また、警察署協議会等により地域住民から意見を伺ったところ、7割以上の方が導入に賛成という結果を得たことから、全国で整備を進めていくこととしたものです。

一方、やはり「思い込み」による誤発進もあるということは警察も認識しているようです。

せっかく安全のために設置した歩車分離式信号が事故を引き起こすことになっては本末転倒なので、今一度市としましても歩車分離式信号というものが市内に3ヶ所あるという市民への交通安全意識啓発をお願いしたいと思います。

私もできる限り注意喚起していきたいと思います。

それではまた

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