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室蘭に、家を買う

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2022年7月の記事一覧

室蘭に家を買う ⑤ウッドショックの行方

室蘭に家を買う ⑤ウッドショックの行方

近年のウッドショックや半導体不足が、これから家を建てるにあたってどのくらい影響するものなのかは、とても気になっていた。材料費の値上がりは覚悟の上だけれど、建築資材が届かず作業が中止、なんてことだけは避けたい。それでなくても私たちは、土地勘もなく遠方からの打ち合わせというハンデがある。

今契約したら、どのくらいで完成する見通しになるのか、まずは現場の話を聞いてみないと。A、B、Cの3社から説明を受

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室蘭に家を買う ④土地探し

室蘭に家を買う ④土地探し

室蘭の土地情報を見てみる。60坪程度で南側に道路があって、間口が狭すぎないところ。これなら数か所ヒットして、比較検討できた。たいていは地元の工務店の所有地で、自社建築が条件、とある。地元の業者に建ててもらうのは、アフターを考えても都合が良い。

いくつかピックアップしたものを夫とスカイプで打ち合わせて、夫から業者に連絡を取ってもらった。それぞれのサイトを検索し、企業ポリシーや過去の実績を確認する。

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室蘭に家を買う ③賃貸住宅も考えて

室蘭に家を買う ③賃貸住宅も考えて

一方で今の生活、つまり持ち家のない身軽さも感じていた。固定資産税は要らないし、ボイラーが故障したら、電話1本で管理会社が修理してくれる暮らし。私たちには子がいないから、持ち家だとゆくゆく誰かに処分を託すことになる。それなら賃貸で過ごす方が気楽ではないか。仮に月10万円のプチ高級マンションを借りたって、10年で1200万、20年でも2400万。これから不動産を買うより、どう考えても安上がり。もう、高

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室蘭に家を買う ②可能な限り、安心な家

室蘭に家を買う ②可能な限り、安心な家

次の家はもちろん、終の棲家になるだろう。そこで気になるのが、ハザード関係だ。千島海溝沖地震は、いつ起きてもおかしくないといわれているし、津波や液状化は室蘭市ではどんな想定なんだろう。地形的に、河川の氾濫の心配は? 南海トラフの大地震が起こる確率も、今年の1月に引き上げられたばかりだし、まずはハザードマップをチェックすることにした。

買って来た地図の白黒面側に、ネット情報のハザードマップを蛍光ペン

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室蘭に家を買う ①雪が少なくて適度な大きさ、景色も良いから

室蘭に家を買う ①雪が少なくて適度な大きさ、景色も良いから

12年間、夫婦で暮らした札幌のわが家を売却して4年。→前記事

夫が単身赴任先から帰ってくるメドが立ち、また二人で暮らす家を探すことになった。札幌は除雪が大変だったから、今度は雪が少ないところが良い。あまり小さな町だと、次の勤め先が見つからないかもしれないので、そこそこの大きさの市が良い。海が見えて、景色が楽しめるところなら、言うことない。というわけで、今度は室蘭で不動産探しを始めた。

とりあえ

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