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とびとび


最近の寒暖差が激しい。車内に置いたチョコレートが昼に溶けきったあと、夜にはバランスの悪い形で固まっている。小学生のバレンタインチョコみたいだね

知覚過敏に悩まされている。親から聞いた「焼酎を飲み過ぎるとそうなる」という初見の豆知識。

テクノポップが好きでよく聴いているが、掘る度に知らない良曲がわんさと出てきて、層がブ厚すぎる。いくら聴いてもまだ語っていいレベルにまで達していない気がしており、ずっと土俵入りできない

⭐ここまで3月15日の日記⭐️
⭐ここから5月21日の日記⭐

伊藤計劃のハーモニーと虐殺器官の2作を続けて読んだ。続けて、は嘘で実際は1ヶ月空いている。
ハーモニーはかなりすごい。世界観の設定がどタイプすぎる。SFの面白さの半分は舞台説明の部分だと私は思います。
遠い未来の日本を説明するときに、ワープ技術とか空飛ぶ家みたいなファンタジーでも良いんだけども、
「プライベート」という単語が下ネタになっている、が出てくるのは凄い。大喜利うま!
個人情報の開示が当たり前になり誰がどこで何をしているか、が常に分かる社会になった結果、隠す部分が裸しか無くなった、的な理由だったと思う。現実と地続きな感じがしてリアリティがすごいぜ。
死の反対はペールトーン。心にダメージが入らないように街の景観は薄ピンクや水色が中心。棺桶もピンク。
なんか虚無感のある終わり方だったけど、自分でも多分意識を消す選択をするんだろうな。
人間が動物から社会になるまでの話だった。

虐殺器官の中に出てくる、死んだ後に人生が自伝になって誰でも閲覧できる設定も面白いな〜と思ったけど、現にSNSとかがあるし、それが結局自伝代わりなのかもしれない。2007年の小説なのに未来予知しすぎている。

意識とはなにか、自分の意思で考えるってどういうことか、脳のどの部分がどの割合生きていれば自分と呼べるのか…
答えなんかないしそれぞれ折り合いをつけてやっていくしかないようなところ、なんなら目を向けすらしなかったような問いが投げかけられるのが2作品ともに共通していて、その問いを考えてみるほどに、自分に、世界に意味なんかなくて、全てがどうでもよくなってくる。
そういう意味で、かなり心に刻み込まれた小説だったよ

満員電車はいつもそう。香水とうんちのにおいのカフェオレ。ノイズキャンセルが機能していてもなお音に身を委ねられないくらいにうるさい。意識の、視線のうるささというか、そういったものが四角い箱の中ぱんぱんに詰まっている。

⭐7月2日⭐
口を開けば仕事の愚痴ばかりの人ほど毎日定時で帰ってるな〜(っていう仕事の愚痴)

旅行で福島へ行った。
ビール、日本酒、ワインと名産の酒をしこたま頼み、名産でもないホッピーとかも間に挟んだりして絶え間なく飲み続けた翌日、生きてて初めて酔いで吐いた。
レンタカーの中、パーキングエリア、観光名所の城など旅行を楽しみつつその都度吐いた。
スッキリしたんでもう大丈夫です!→ふたたび嘔吐が6、7回は続いたので周りから内心呆れられてると思うと恥ずかしい。周りは全員歳が離れておりまあまあ優しく接してくれたが、それも含めて大人として情けない。こんな経験が初めてだったので、今まで運が良かったのだろうな。いい年齢になり、色んな酒を一度に飲むのは危ないとようやく学習した。
港の寿司を食べた途端に回復したので寿司すげ〜と感動。


自分が会話に参加していない時の記憶の方がはっきりしている。
校長室掃除の時に僕も校長と同じ名前なんです!と言った小学生、珍しいねと言った校長、どちらの名前も覚えていない。

⭐7月13日⭐

とにかく好きな飲料水を大量に飲みたくなる衝動に駆られるときがたまにある。
バナナミルクと烏龍茶とキャラメルラテとブラックコーヒーとグリーンスムージーとコーラとデカビタ飲みたいな〜ヴィシソワーズもいいな〜
と思ってコンビニに行くと、意識のないうちに大量の飲み物がカゴに入れられており、さすがに無理か…と1個に絞る作業を挟まないといけない。
冷静に考えなくても1本500mlの飲み物を7、8本も大量消費できるわけがない。これはドカ食いにも言えることですな

食う方よりは制御が効きそうなので実行はできるんだろうけど、悪魔はそう長くは囁かないのでなんでこんなに買ったんだ、と後悔することが目に見えまくってる。
ほいで今もなんでこんなこと書いてるんだ、と降りそうになってきたのでこの話はおしまい。


本物のいくら丼って凄い。
美味しすぎるし、いくら丼を食べただけで、もうその一日のスケジュールとして扱える。
23時間30分寝て30分いくら丼食べた日を送ったとして、その日はすごく充実している風に思わせてしまう力がある。「本物の」ってのがミソよね〜。

↑寝すぎ!



ツクツクボウシの終盤みたいなおしっこ





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