元・結婚情報誌編集者が見た映画「老ナルキソス」の面白さと、ゼクシィのゆくえ
かつて、結婚情報誌の編集者でした。
今はダイバーシティをテーマにしていることもあり、セクシュアル・マイノリティに関する作品や報道に触れることが増えました。
そんな私にとって東海林毅監督の映画「老ナルキソス」は、今年の日本オレデミー賞の一つ。
ゲイとしての生き方やカルチャー、それらを取り巻く社会を、過去から現在へつないで描きながら、その延長線上に家族というものを問いかける。
映画というアートフォームはこういう作品のためにある、とまで感じました。
波打つ感情がようやく落ち着