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貸したもの

貸したものは結構の割合で返ってこない。

勢いよく貸したはいいけど、いざ返して欲しい時に仲が良い友達でも言いにくい。

私の性格上、誰が何を返してないか大体覚えている。

どう思ってるのかなとか、本棚でその本が目に入った時に思い出さないのかとか思う。

それでも、返ってこなくても、良いと思う物は貸して共感したり、広めたい。

なので、いつかから貸すときはあげる気持ち半分位で貸すようになった。そうすると自分が楽だから。

それに、自分で家に持っているより少しでも広まったらそれはそれでいい。

欲しくなったらまた、自分用に買う。

学生の頃はCD、この頃は本。

ジェットストリームの3色ボールペンはすごく気に入ったので沢山買って、友達に配った。

気に入ったものは貸してしまって帰ってこないので、自分の家にあるものはそういった理由で少し面白みに欠けるという言い訳もある。

「この本を盗め」は返ってこない。

広島のガタロさんの本も返ってこない。これは同じ男。

漫画「五色の舟」は、さらにあの男の嫁から返ってこない。

松下幸之助の本と、貫井徳郎の「私に似た人」がうちの社長から返ってこない。

とかいろいろ。

CDでは、ボーイズナウのCDとガターマウスのGって青で描いてあるやつが返ってきたらいいなと思っているけど、期待できない。

いろいろなのもが返ってこないけれど、考え方を変えるようにしてからは割と平気である。

広めるのに貢献したぜ、位の去勢を張って。

これからも、現物を持って、これいいんだぜっていうのを続けたい。

こういう事って楽しい事だと思う。

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