意識したもの

道元の言葉に「覚知にまじはるは証則にあらず(弁道話)」というのがあります。相田みつを氏はこれを「意識したものに本物はない」と解釈しています。私は「結果を意識したらそこで終わり」と理解しています。意識するということは自分にとって好ましい結果を少なからず望んでいるわけで、そこには自分を先とする思いがありどこかギスギスしてしまうのではないでしょうか。何かをするときに結果を意識しないでサラッとできたら楽だし思いかけない結果を得ることができることが多いような気がします。意識するということはどうしても結果を気にするし、どこかに無理がかかるのではないでしょうか?

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