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アルバムレビュー the pillows / Pleas Mr.Lostman

アルバムレビューします。レビューなんておこがましいとは思いますが語らせてください。

今回レビューさせていただくのはthe pillows の Please Mr.Lostman。「音楽業界への遺書」とも言われたアルバム。

なんでこのアルバムを急にレビューするかというと「寿命を買い取ってもらった一年につき一万円で」という漫画を読んだからです。

この漫画にこのアルバムがちらっと出てくるのですがそこで書かれているセリフが「勝手な理屈だが、眠れぬ夜にこれを聴くようなやつにまともな人生は送れない。」です。あ、自分のことだと思わず思いました。漫画もオススメなのでぜひ読んでみてください。

the pillowsといえばFLCLやスケットダンスでおなじみの永遠のブレイク寸前と言われているバンドです。私は中学生のころから愛聴していて好きな日本のバンド5本指に入るくらい心酔しています。このアルバムはpillows5枚目のアルバムで名盤と名高いアルバムです。まさにpillowsらしさを確立した一枚です。さて、そろそろレビューに入りましょう。

まずこのアルバムの何が好きかというと、自分の場合1曲目のSTALKERですね。1曲目からガツンとやられます。ダークなベースからいきなり歌がズドンと刺してきます。歌詞も意味不明な単語が並びますがかっこいい。なんといったってサウンドがたまらない。こういう攻撃的なサウンドのpillowsが一番好き。はい、語彙力が足りない。

2曲目のTRIP DANCERも神曲。歌詞が素敵すぎる。          「辿り着いた誰かが残していった旗に群がるなんて、下品なしきたりさ
来るべき時が来たら、君の立つ足元も頂上なんだ、それは間違いない」

3曲目のMoon is mineは個人的にこれぞさわおさんって感じでかわいい素敵な歌詞がお気に入りです。「Goodbye sunshine ‘夜’ってだけで楽しい
Hello, moonlight キミと歩く」実にさわおさんらしい素敵な歌詞。よくきくとギターが面白い。

4曲目のICE PICK「いつも今より似合う場所が何処かにあるような気がしてる」って歌詞たまんないですね。                  

6曲目のストレンジ カメレオンはミスチルがカバーしてたりして有名な代表曲です。言うまでもなく屈指の名曲。でもバンドの代表曲って聴きすぎて普段は避けて聴いてしまう(笑)でもふとした瞬間に聴くとやっぱあらためて名曲だなと感じますね。

7曲目Swanky Street「誰の記憶にも残らない程鮮やかに消えてしまうのも悪くない孤独を理解し始めてる僕らにふさわしい道を選びたい」ってどんだけの思いで書いたんだ!って感じで消えないで...ってなります。消えないでよかった。涙なしで聴けない曲。

表題曲、Please Mr.Lostmanも切ない歌詞で苦しくなる、今にも消えてしまいそうな曲。哀愁。

これだけ書いたところで他の人がさらに上手にこのアルバムをレビューしてるのを見つけたので軽くへこんでます。結局自分のやりたかったのはアルバムレビューではなくアルバム紹介だったのでは?まあとにかくこのアルバムを聴いてくれ!って感じですね。








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