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オーストラリア旅行 Day3

今日はパースの南西にある、フリマントルで1日を過ごします。
フリマントルはコロニアル調の建物が立ち並ぶ、美しい港町です。
パース市内からは電車で約30分。落ち着いた住宅街を抜け、港湾設備の向こうにインド洋が見えてきたら、終点のフリマントル駅へ到着。

フリマントルマーケットへ

最初に訪れたのは、フリマントルマーケット。
フリマントルマーケットは、100年以上前に開設された市場で、建物もとても趣があります。果物や野菜、いろんな国の料理、雑貨や服などのお店がところ狭しと並んでいて、歩いているだけでも楽しい!
私たち3人は、それぞれが気に入ったお店でフードとドリンクを購入。テイクアウトし、マーケットを出たところにあるテーブルでブランチしました。
テーブルとパラソルが並ぶ一角では、路上ライブもあり雰囲気を盛り上げてくれます。
ふわふわの卵焼きのバーガー、メキシカンなサンドイッチ、ベトナム風生春巻き、すいかやマンゴーのフルーツ。テーブルの上は賑やかで、そしてどれも美味しかったのでした。

地元民に混じって、サウスビーチで泳ぐ

現地の人のような過ごし方をしたい、そんな私のリクエストに応えるべく、長女がサウスビーチに連れて行ってくれました。
フリマントルの街からバスで15分揺られて着いたサウスビーチ。
海岸の手前のエリアには、広い芝生と心地よい木陰を作ってくれる大きな木が何本もあります。ところどころに木陰でくつろぐ人たち。
着替え用の小さな小屋で水着に着替え、さあ海へ。
ビーチの砂浜は真っ白、海は透明度が半端なく、本当にきれい。
周りには海の家も屋台もなにもない、海と砂浜と真っ青な空とかもめだけ。
そして思い思いに泳いだり、くつろいだりする人たち。
小さな子供も、若い人も、お年寄りもいます。
私たちも海に入ったり、砂浜で風に吹かれたりして時間を過ごしました。
気温は40℃近く。日差しの強い西オーストラリアです。
砂浜ははだしでは歩けないほど熱かったけれど、湿度が低くて蒸し暑さがないのが快適です。
海から上がると、芝生の一角にある真水のシャワーで海水を流します。
屋外に一箇所だけあるシャワーを、みんなが譲り合って使います。
石鹸を使う人などいません。
シャワーのあとはみなさん、そのまま水着の上から服を着たり、着替え小屋で着替えたり(小屋の中にはシャワーなんてない)。
その状態で街に繰り出すのはあたりまえなんだそう。仕事の休憩時間に泳いで、また仕事に戻る人もいるのだとか。
私も真水のシャワーのあと着替えて、髪の毛はやむおえずの自然乾燥。
でも現地の気候のせいか、髪も肌もべたべたしないんですね、これが。
木陰で荷物を整えたあと、フリマントルへ戻りました。

エミリーテーラーのディナーとインド洋の夕日

長女はワーキングホリデー中、この街にある「エミリーテーラー」というレストランで働いていました。
フリマントルマーケットのすぐそばにある、お洒落なアジアンレストランです。
アジアンといっても、現地の人向けに味付けを変え、サービスのスタイルも欧米風。今日は、このお店でディナー。
長女にとっては、初めてのお客さんとしての来店であり、働いた職場の最後の滞在でもあります。
ひとりで渡豪したあとのこと、話してくれたあれやこれやを思い出します。
お店のスタッフの方もたくさん声をかけてくれました。いい環境で働かせてもらえたのだなあと、感謝の気持ちでいっぱい。
どのお料理も美味しかったけど、イチオシはダンプリング。絶品です。
名残惜しいエミリーテイラーを後にして、丘の上にあるラウンドハウスまで歩きました。
大昔の刑務所だった建物ですが、海の見えるすてきなロケーション。
この丘のからインド洋に沈む夕日を、時間を忘れて眺めました。
すっかり日が落ちた後は、リトル・クリーチャーズへ。フリマントルの有名なブリュワリーです。ペールエールのビールでフリマントルの1日を締めたのでした。


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