夏の青森~青森旅行2日目~
昨日は乗り鉄が多かったので、今日は撮り鉄だ。つまり、鉄道に全く乗らず一日中車で走ってひたすら撮影するのである。
今日は快晴。撮り鉄には「早起きは3本の得」という言葉がある。つまり、朝早く出れば朝ラッシュ対応で本数が多い時間に効率よく撮影できるということ。三文の徳ではなく3本多く撮影できるというわけだ。
(2024年8月訪問 青森2日目)
撮影地に到着したのは朝8時前。津軽平野を弘南鉄道のステンレスカーが輝き、遠くには青森の名峰、岩木山がそびえる。
続いて、大鰐線に移動して撮影。デハ7000系の台車に露出したディスクブレーキは特徴的で、橋梁上であえて台車だけを狙ってみた。
弘南線には「田んぼアート駅」という駅がある。異なる品種の稲を植えて描かれたアートを展望台から眺めることができる。青森を舞台にしたアニメを元にしたものだそうだ。
午後は少し遠いが、津軽鉄道まで移動して撮影。風が強い。ああ、津軽平野に来たのだと実感する。あたりは一面の緑が広がり、どこまでも続く水田。遠くからやってくるオレンジ色のディーゼルカーが、真っ青な青空に浮かび上がり、日本の夏を感じさせる。
さて、どうも時間が余った。昼ごはんを食べようと立ち寄った道の駅で悩む。このまま五能線まで走れば一本撮影ができそうだが、ごはんは食べられず、空港に帰るのもギリギリになる予感。どうしたものか。
悩むより早く、国道101号を西に向かって走らせた。新直轄方式の自動車専用道に入れば、実質高速道路だ。海沿いまで出れば信号待ちもなく、カーナビの到着予想時刻をかなり短縮できるはずだ。
そして、この海。
「リゾートしらかみ」が海岸沿いを走る。あぁ、列車の中から夕日を見たら、さぞ素晴らしいことだろう。
追伸、青森空港までの帰路は相当頑張ったので、飛行機の2時間前には到着しました。