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ゲームの歴史の批判本を読み解く その2

相変わらず、ゲームの歴史の作者は訳の分からない日記を書いていて、毀誉褒貶で周囲が影響を受ける状態になっている。ほぼパワハラなので、適当にあしらいたいところだ。

の続きを書いていく、どこからがいいか、

ゲームの歴史の批判本を読み解く 続き1

ただ、カプコンにしてもコナミにしてもナムコにしても、あるいは『スペースインベーダー』のタイトーにしても、ファミコン以前からアーケードゲームを手がけていた会社です。つまりこの時期までファミコンソフト市場は、基本的に「アーケードのゲームメーカーがファミコンに参入する」という構造で形成されていました。
しかし、そこにくさびを打ち込んだ会社がありました。
エニックス(現スクウェア・エニックス)です。

ゲームの歴史 1 P165

サードパーティの参入順は、
ハドソン(PC)、ナムコ、ジャレコ、タイトー、コナミ、デービーソフト(PC)、アイレム、エニックス。
エニックスが参入する1985年11月までの7社のうちの2社がアーケードでない。またエニックスが「くさびを打ち込んだ会社」とあるが、ハドソンは事実上日本の史上初のOEM契約を交わして、『ロードランナー』で100万本の売り上げを記録しているという。任天堂の『4人打ち麻雀』はハドソンによる制作。とあり、著者の根拠のない取捨選択が際立っている。

作者の気まぐれで、拾われる方もそうだが、捨てられる方も理不尽という、アイドルグループの選考のような毎度の展開になっている。適材適所という言葉が重いと思った。
そういえばカプコンが入っていないみたい。

女の子がまどろむ様子、眠そうだが、眠れない場面で使う。肘などは、頭を惰性で支えるようになっている。

1girl, masterpiece, looking at viewer, solo, extremely detailed eyes and face, black pantyhose, simple black T-shirts and Jeans skirt, soft lighting, in the room, dynamic face close up, sleepy face, half close her eyes
Negative prompt: (worst quality, low quality), extra fingers, fewer fingers
Steps: 28, Sampler: DPM++ SDE Karras, CFG scale: 7, Seed: 2139618659, Size: 512x512, Model hash: b42b09ff12, Model: cetusMix_v4

ただ、それまでの戦略シュミュレーションゲームでは、ユニットが戦車や戦闘機といった兵器もしくは無個性の兵士たちだったので、戦闘力や移動距離などに違いはあっても、個性と呼べるものは存在していませんでした。
しかし『ファイアーエムブレム』では、ユニットごとに個性のあるキャラクターを設定しました。名前を決め、それらを綺麗なイラストに起こし、彼らの想いをセリフとしてしゃべらせ、それぞれに「なぜその戦いに参加しているのか」といったバックグラウンドストーリーを背負わせたのです。

ゲームの歴史 1 P190

有名なところでは光栄の『信長の野望』シリーズと『三国志』シリーズがあり、これは言うまでもなく個性あふれる武将が登場する。しかも、光栄の作品はファミコンに移植されていてプレイ可能だ。

ちょっとは正しいゲームの歴史 P31

任天堂のファイアーエムブレムのクオリティが高かったのはあるが、先駆となった作品にもストーリーは当然あった。特に半熟英雄はパロディとしての性格もあったが、と言うのも半熟英雄2は間違いなく名作と個人的には体験しているが、後継作の半熟英雄3Dは3Dのクオリティは高かったが、メッセージ性は弱まっている。なまじ素材は良かっただけに、ゲームバランスで改善できる問題だと認識している。

また、UIもリメイク版でなく、スーパーファミコン版が良かったと個人的には思っている。とはいえヴィーナス将軍はすばらしい。別にファイアーエムブレムでもヴィーナスの役割とストーリーをになっているヒロインはいるが、これでも存在感はあるだろう。

坂口は、『ドラクエ』の世界観が好きではなかったと言います。
独特のユーモアを基調とするセリフや、深刻さよりものどかさが支配的な雰囲気は自分たちには合わない、物足りないと感じていたのです。
彼らが求めていたのは、もっとシリアス(真面目)なファンタジーでした。世界が滅ぶかどうかという深刻さ、とでも言いましょうか、もっと"眉間にシワが寄った"ような物語が望みだったのです。

ゲームの歴史1 P186

様々なインタビューを調べたのだけれど「ドラクエのライバルになれたらいいな」、「(コンソールとして)ドラクエを研究した」、「ドラクエと違うゲームを作ろうと思った」「ドラクエを超えたかった」というような表現は出てくるが、上記のような表現は全く見つけられなかった。

ちょっとは正しいゲームの歴史 P31

いきなりファイナルファンタジーの好みに入ってしまうのは、評論としては偏っている。妄想を誘発するようなシナリオだったことも否定はできないが、こういった時こそ淡々と事実を述べるべきだと思う。

順序は前後したが、一通り読んではいる。その中で特にピックアップしたい項目をシェアしていきたい。またゲームの歴史というハードカバーの本には挿絵やゲームのキャプチャが一枚もないので分かりにくいというのがある。ちょっとは正しいゲームの歴史には、図版やスクリーンショットがあるのでより客観的ではある。

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