寒い夜に思い出す記憶
去年の春、もう桜が散りかけた頃、親友14年目のあの子と真鶴に遊びに行った。そこは温かい、がたくさんある街だった。そういう場所は、これまでもたくさん見てきたけれど、真鶴はどこよりもその温かさが途絶えないように"守られている"と感じる場所だった。誰かがちょっと頑張って、その街が守られている。そういう工夫がたくさんある場所だった。きっと放って置いたら危ないということが分かるから、みんなが守ることを繋いでいた。ぎりぎりのところで、でもずっとこれからもきっと守られていくことが伝わってき