バッファロー吾郎Aさんから大喜利を学べるワークショップ「Funny A」について紹介するよ!!!
こんにちは(か、こんばんは)!ライターの中野亜沙子です。大喜利を趣味として始めて、もうすぐ2年。趣味を見つけては飽き、見つけては飽き、していたので、こんなに飽きない趣味はすごい!しかも、そこで新しい友達もたくさんできて、大人になってから友達って増えるんだ……と感動しています。
そんなところで本題なのですが、今日は私も2期生として通っていたバッファロー吾郎Aさんの大喜利ワークショップ「Funny A」について紹介します。すでに3期のワークショップも終え、来年1月からは4期も始まります。3期生の発表会ライブ見に行こうかなぁ……と思っていたところFunny Aの運営をされているオフィス石川の石川さんから記事執筆のご依頼をいただきました!つまりこれは《PR記事》です!ヤッター💰普段通り自由に書いてOKとのことなので自由に書かせていただきます。
FunnyAってなに?
Funny A(ファニーエー)はバッファロー吾郎Aさん(以下、A先生)から大喜利を教えてもらえる約1ヶ月間のワークショップです。また、プロ・アマ・所属事務所問わず漫才やコントをしている人向けの、ネタ見せの回もあります。そしてワークショップの集大成として発表会ライブも開催します。
A先生といえば「ダイナマイト関西」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?ダイナマイト関西(通称、D関)は1999年から2016年まで続く人気の大喜利イベントで、A先生がインタレスティング・プロデューサーを務めていました。大喜利をやっていて「D関」のファンという方、よく聞きます。
長い間、第一線で活躍する芸人さんの大喜利を見てきたA先生にお話を聞けるって純粋にすごいことですよね。ワークショップが終わってからジワジワと感じてきました。もっと質問とかすればよかった。
わたしがFunnyA2期生になったきっかけ
わたしがFunnyAの2期生になったのは大喜利でできた友達の誘いです。ちょうど3人で「ネタもやってみたいね!」とトリオを結成したところで、バッファロー吾郎Aさんにネタを見てもらえるらしいぞ!しかもアマチュアでもいいらしいぞ!しかも大喜利もできるらしいぞ!という情報を得て、当時オープンしたばかりだった高円寺の新時代(居酒屋)でスマホを開き同時に申し込みました。
結局ネタは一人が体調不良になってしまい見せられず(後日、謝罪の品が届いた)、大喜利のみの参加になったのですが、参加して本当によかったです。
ワークショップってことは、大喜利の理論みたいなものを座学で勉強して、回答してみてダメ出しされる、とかなのかなぁと思っていたのですが、初日に会場に行ってみるとプリントを配られて「ではみんなで輪になって読み上げましょう」という展開に。2年近く趣味で大喜利をやってきて、発声練習をしたのは初めてだったので新しい視点でした。
今まで大喜利の練習といえば、どこから発想を持ってくるか、どうやって回答を出すかのみ考えていましたが、回答が映える声をつくる、ライブ全体がうまくいくような雰囲気をみんなでつくるといった視点もあったんだ、と気づきました。
A先生はそれこそ、何千回とライブやテレビ番組などへ出演されているので「人に見せること」を意識して大喜利したいと考える人にとっては、とても有意義な時間になると思います。
Funny A 3期生の発表会ライブ
そして2023年12月4日、ひとつ後輩(?)となる3期生の発表会ライブを見に行って来ました!全体のサポートをA先生、推薦枠の選定やコメントは特別ゲストのR藤本さんがしてくださいます。舞台は新高円寺駅近くにある「Loft X Koenji」。
音響や照明が整っており、THEお笑いライブという雰囲気で緊張感が漂います。出囃子をかけてもらえたり、効果音があったり、お客さんの顔ぶれも知らない人が多かったりと新鮮なことばかりです。
今回発表会ライブに出演した3期生はこちらの15名
半分は知人でしたが、半分は普段の大喜利の集まりなどでお会いしたことのない方でした。改めて、自分の知らないコミュニティでも大喜利の文化が育まれているんだなぁと思いました。
3ブロックに分かれて勝ち抜き戦!
【ルール】
3ブロックに分かれ、8分間大喜利をします。それぞれのブロックで1番面白かった人=会場から最も大きな拍手を獲得した人が決勝に進みます。そこに特別ゲストのR藤本さん推薦枠1名を入れた4名で決勝戦を行い、優勝者を決めます。
Aブロック
Aブロックはこちらの5名。8分間で3つ程度のお題が出題され、全体を通して面白かった1人を決めていきます。
ブロックのMCはA先生が指名した受講生が行います。A先生と掛け合いできる機会なんてめったにありません。「3・3・3のリズムで最悪なことを言ってください」という自由度の高いお題に皆さんどう答えるのでしょうか。
Aブロックからはザ・ガールさんが決勝進出!おめでとうございます!
Bブロック
続いてはBブロック。
お題:EXILEのHIROさんがまだ誰にも見せたことのない渾身の一発ギャグ
お題:「ワレワレハ、ウチュウジンダ」の言い方でどうでもいい事を言ってください
このブロックの勝者はゆうやさん!A先生も「出せなかった答えも面白いから見せて」と興味津津でした。
Cブロック
最後はCブロック。「教師◯◯物語」の◯◯を埋める穴埋めお題が始まりました。
最後の決勝進出者はニセ関根潤三さんでした!
ここでR藤本さんが決勝に上げたい人を指名。
「そういう角度でくるのか、という回答がよかった」という理由でAブロックの椅子さんが決勝に進むことに!ここで前半戦が終了し、コント・漫才タイムを挟んで決勝を行います。
ネタ披露の時間
ネタのコーナーでは、奥山ツンヂさん、ムーベさん、汁さん、燃ゆる、風、ごきげんさんの漫才やコントが披露されました!コントを披露したみなさんの写真も載せたいのですが、登場時の衝撃が楽しいのでぜひライブで直接ご覧ください!
決勝戦
決勝戦に進んだのは、ザ・ガールさん、ゆうやさん、ニセ関根潤三さん、椅子さんの4名。
すごいスピードでどんどん回答を出す、気合の入ったニセ関根潤三さん。
お題:このヌンチャクかわいい、なぜ?
ここでお題チェンジ。
さて、優勝は誰の手に・・・・
優勝はFunnyAに1期から通う、ゆうやさん!
激しい回答の出し合いの末、優勝したのは1期からFunnyAに参加しているゆうやさん。「FunnyAに今まで3回参加してきて、本当に優勝したかったので嬉しいです!使ったスケッチブックは大事にとっておきます」と嬉しさを滲ませていました。
R藤本賞はニセ関根潤三さん
R藤本さんが特別ゲスト賞に選んだのは僅差で優勝を逃したニセ関根さん!「面白かったですし、声もいいですね。ニセベジータ賞を差し上げます」と言われ、めちゃくちゃ喜んでいました。
こうして3期生のワークショップは幕を閉じました。
受講生にお話を聞いてみた
・ねこ式さん「2期生ライブを見て面白くて」
お笑いのライブを見るのが大好きでたまたまFunny A2期生の発表会ライブを見ていたというねこ式さん。その時の出演者があまりにも楽しそうで3期生の募集があると知り、すぐに応募したそうです。
・がんばりま翔さん&ニセ関根潤三さん「新鮮な気持ちでできました」
もともと趣味で大喜利をやっていた、がんばりま翔さんとニセ関根潤三さん。がんばりま翔さんは「一般のお客さんが大半のステージで大喜利するのは初でしたが、拍手をもらえてうれしかった」と普段と違った環境を楽しんでいました。
ニセ関根潤三さんは、今回のワークショップを通して「大喜利に上も下もないんだな」と改めて感じたそうです。「勝ったから偉いという価値観ではなくて、色々な人のそれぞれの面白さを感じられてよかった」と話してくれました。
・サワコさん「A先生のライブを見ていて」
もともとダイナマイト関西などのバッファロー吾郎Aさんが出演するライブを見に行っていたというサワコさん。普段は教師をされていますが、いつからか「大喜利を自分もやってみたい、仕事とは違う環境に飛び込んでみたい」と思うようになったそうです。受講生にはD関のファンが多いので、他の場所では話せないようなD関の好きな回答の話などで話がはずんでいました。
・汁さん&ムーベさん「大喜利が強い芸人になりたくて」
汁さんもムーベさんもピンで活動しているお笑い芸人。ライブの大喜利コーナーなどで活躍したい、大喜利ができる芸人になりたい、と思い参加を決めたそうです。大喜利カフェボケルバにも練習に来てくれているとのこと!お二人ともネタでは全く違った表情でとても素敵でした。
4期生は12月15日から募集!
A先生は「フィットネスジムのように、プロもアマチュアも関係なく誰でも気軽に大喜利を楽しんでもらいたい」と考えてFunnyAをスタートさせたそう。
次回はプログラムを拡大し、大喜利5回、ネタ見せ3回、ゲスト講義1回の全9回のワークショップになる予定とのこと。詳しい募集要項はこちらをご覧ください!