粉の入浴剤に国産のモンモリロナイトは向いていない?

タイラ博士のモンモリラジオ
こんにちは!モンモリロナイト専門スキンケアブランドKURUMU公式中の人たいら博士デス。
このラジオはタイラ博士が100日間一発どりのラジオ配信をしています。
87日目は「粉の入浴剤に国産のモンモリロナイトは向いていない?」というお話をしていきます。

こんにちは!出勤しただけで汗だくです。
暑い日々が続いております。みなさま体調崩されませんように…

ということで暑いのが関係あるのかないのか、最近お問い合わせで多いのが粉末状のクレイの入浴剤なんです。

海水やマグマに晒されてできることもあるクレイなので温泉に近いイメージもありますし、実際に大分の方では「泥温泉」といって泥んこの中に入る温泉もあります。

機能的にも汚れを吸着してきれいにしてくれること、大体のクレイであればお肌もすべすべになると思います。

あと、クレイセラピーなんて言葉もあって、そこでもクレイのお湯に入りましょう。ということもあります。

また、市場を見渡してみても粉のクレイ入浴剤が増えてきている印象があります。

そんなクレイ入浴剤ですが、実は!KURUMUで主に使っている国産のモンモリロナイトはあんまり向いてないんです。

確かに、お湯に溶かして入れば吸着してお肌の汚れは落とせると思いますし、保湿という意味ではヴェールを張ってくれるはずなのでしっとり感は長続き、湯上りのくるまれている感のあるすべすべも素敵な感じになると思われます。

しかし、粉をそのまま入浴剤として入れるには問題があります。
というのも、国産のモンモリロナイトは他のクレイと違ってお肌にうるおいを届けることができます。
もっというとモンモリロナイトがうるおい成分や水分をたーっぷり含んでお肌に乗るのでお肌の保湿になるというワケ。
そのたーっぷりとうるおいを含むというのが今回のクレイの入浴剤では問題になっちゃいます。
たくさん水分を含むということはとってもダマダマになりやすく、お風呂にさらさらと粉を入れてもきれいに溶けずにダマダマになってお湯の上に浮いた状態に…

上手く溶かそうとすると手を使って丁寧にお湯の中で溶かしていくしかありません。
しかもざっくり溶かしただけだと、排水溝に詰まる心配もあり…

まとめると
国産のモンモリロナイトの粉末入浴剤は
汚れを落とす、しっとり感とすべすべ感を残す。
だけどお風呂で溶けにくいのであんまりおすすめしない!
だから作っていません。

というお話でした。
でもあきらめてはいないので…今後の開発にご期待ください!


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