俺を怒らせると怖いんだぞ! という話
俺を怒らせると怖いんだぞ! という話
登場人物
私(50代男性、自営業のコンサルタント)
取引先の専務(30代男性、社長(60代男性)の息子さん)
ある日の電話
専務(普通の声で)
「こういうことをしたいのですが、やり方を教えてください」
私
「その内容は、以前にも社長にお話しましたが、出来ないという通達がありますので、できません」
専務(少し大声で)
「そんな通達なんか関係ない。当社の専務である私がやりたいんだ。通達で言い訳しないでやり方を教えろ!」
私
「ですから、できません。やってからトラブルが起きても、私はお手伝いできません」
専務(かなりの大声で)
「理由なんか聞きたくない。俺がお前にお金を払っているんだ。教えないなら契約終了だ!」
私
「それでは契約終了ですね。お世話になりました」
専務(大声で)
「おおっ、わかったよ! 社長に言っておくからな!」
専務が大声で喚き散らしたのは、「俺を怒らせたらコンサルタントなんか簡単にクビにできるんだ。みんな聞いてたろう。お前らも同じだ! いちいち口答えしないでやれと言われたらやれよ!」
と言いたかったのでしょう?
まあ私としてはこんな会社と関係が切れてホッとしてます。
めでたし、めでたし。
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