名作ボディコピーを味わう時間1日目-がんばる人の、がんばらない時間。-
今日から、毎日一つずつ「名作ボディコピーを味わう時間」と称して、
好きなボディコピーを紹介していきたいなと思います~!
勉強のために手書きで読みづらい部分もあるかと思いますが、、そこはどうかごゆるりお付き合いただけますと幸いです。
第1回目のボディコピーは、こちらになります!
広告主:ドトールコーヒーさん
コピーライター:岩崎俊一さん 岡本欣也さん
2011年
これを読み解くと・・・
話し手がドトールコーヒーなんですが、普遍→ドトール→普遍→ドトールはどうありたいかを通じて、「がんばる人の、がんばらない時間。」を作っていきたいという意思を表明する内容でした。
個人的学びポイントは2つで、
①具体例も3つくらい+並べ方に意図があると、冗長に感じず、引き込まれる。
- 暑い日も、寒い日も。/傘が役に立たないような雨風の日も、/電車を止めてしまうほどの雪の日も。
└頻度的に高い出来事から並べている。
- 会社のために、/家族のために、/自分のために
└大きいところから並べて、最後、個人に落ちる。
- すっと肩の力を抜く時間。/ほっと我に返る時間。/ぼおと遠くを見つめる時間
└疲れてる度合いが小さいところから並べている?
- とびきりおいしいコーヒー/気軽にすわれる椅子/ひとりでいることが心地いい空間/空腹をしずめるおいしい食べ物
└ドトールで提供できることを並べている、必要度合いが高いものから並べている
②過去、いま、未来に触れることで企業としての一貫性を感じられる
- 前半部分は普遍性×ドトールの話で、後半部分に「思えば~だったのですね。」で過去の話・「人々が~見えてくる。」でもう一度今の話・「そんな店であり続けたいと願う」で未来の話
- ずっとやってきたドトールだから信頼できるし、これからのことを考えてる姿勢が見えるからこそなおさら説得力が増すのではないかなと思いました
読み終わった後に、優しい気持ちになれる、ちょっと休んでみようかなと思えるコピーでした!
ちなみに、岩崎俊一さんの「幸福を見つめるコピー 完全版」というエッセイ入りのコピー集が個人的に大好きで。人間っぽいってかわいいなっていう気持ちになります。もしよかったらそちらものぞいてみてください~!
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