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ビッグモーター副社長・兼重宏一氏のパワハラや不正の真相を四柱推命で読む!

こんにちは、くるみです✨

今日は、話題になっているビッグモーターの事件について、四柱推命の視点から考察してみようと思います。

じつは、メルマガ読者さん、X(旧Twitter) のフォロワーさんからリクエストをいただいたのです。

ご存知のとおりビッグモーターとは中古車販売の大手企業で、前副社長の兼重宏一氏が、事故車の修理費用を水増しして保険金をだまし取ったり、部下にパワハラや不正を強要したりしたという疑惑が浮上しています 。

この兼重宏一氏の命式を調べてみると、パワハラや不正につながった理由が手に取るようにわかりました。

ビッグモーター・前副社長の兼重宏一氏とは、どんな人物なのか、どうしてこんなことをしたのか、四柱推命から解き明かしていきます。

興味のある方は、最後までおつきあいください。



ビッグモーター 前副社長・兼重宏一氏の生来の性格


まずは、ビッグモーターの前副社長・兼重宏一氏の普段の性格を見ていきましょう。

これは日柱の干支【癸酉みずのととり】で読みます。

兼重宏一氏の命式

日柱の干支【癸酉みずのととり】の男性の特長

◎優しくて世話好き
◎頭の回転が速く要領がよく、何をしてもそつなくこなす器用さがある
◎困っている人に手を差し伸べることができるので、周囲から信頼される
◎物事に対する洞察力や行動力も高く、正確に判断して効率的に進めることができる
◎話術も巧みで人なつっこいので、人間関係はスムーズ

▲自分に対して厳しい面も持っている
▲完璧主義で細かいところにもこだわるので、自分に過酷な目標を課してしまうことがある
▲仲間や家族を大切にする一方で、敵対する人には冷たくする傾向がある
▲好き嫌いがハッキリしているので、表面的には礼儀正しくても心を閉ざすこともある

日柱の干支【癸酉みずのととり】の内容を受けて、実際のビッグモーターの前副社長・兼重宏一氏はどんな人物なのでしょう? 気になりますよね…

じつは、元ビッグモーターの幹部である中野優作氏が、ホリエモンとの対談で彼のことを語っているので、その内容を見てみましょう。

開始2分22秒以降で、兼重宏一氏の人柄について語っています

彼は頭がかなり良いと思う。物事を論理的に話し、間違っていることは一つも言わない。「それはどういうロジックなのか?」と聞いてくる。
例えば、人事異動の時に50代後半の社員が退職したいと連絡してきたことがあった。その時に私は〇〇さんに対して、定年まで勤めてもらって構わないと言った。そう言った瞬間に、彼は横から質問してきた。「それはどういう基準で決めているんですか」と。「自分の好きなように決めているんですか。では好きな基準を明確にしましょう」「次回からはどうやって判断しますか」と切り返してきた。確かに彼の言うことは正しいのだが、自分(中野氏)のスタイルには合わなかった。結果、ビックモーターを退職した。

元幹部・中野優作さんのコメント…筆者まとめ

とり】は、冷静でクールな十二支です。

兼重宏一氏の命式

魅力的な雰囲気を持っていますが、保守的で、積極的な行動は苦手です。

心は優しいのですが、言葉遣いが冷たくて人を傷つけてしまったり、トラブルになったりすることもあります。

実際、兼重宏一氏はMBAを取得して副社長になりましたが、パワハラや不正で問題を起こしました。


兼重宏一氏の命式に見るパワハラの原因


つぎに、ビッグモーターの前副社長・兼重宏一氏の命式の五行バランスを読んでみましょう。

兼重宏一氏の命式は、【財星】と【官星】が際立っています。

【財星】と【官星】が強いタイプは、お金や地位に対するこだわりが強く、自分の考えやルールにもとづいて行動します。

兼重宏一氏は、パワハラで大きな問題になりました。

どんなパワハラをしていたのか、ニュースサイトやSNSで報じられていたエピソードを調べると、常識外れのパワハラを繰り返していたことがわかりました。

・副社長は、社内のLINEグループで、売上げが低い店長に対して「店長おりろタコ」「稼がないと価値がない」と暴言を吐いていた。このパワハラによって、元店長はうつ病になり、会社を訴えることになった。
・自分の部下に対して「死刑死刑死刑」というメッセージを送っていた。これは、部下がキャンペーンやイベントで車を売ることを強要するための脅しだった。
・自分の同級生である社員に対してもパワハラをしていた。同級生は、副社長から「お前は俺の奴隷だ」と言われたり、「お前は俺のために死ね」と言われたりしていたと証言している。


四柱推命で見るパワハラのタイプとその特徴


パワハラで問題を起こしやすい命式は、四柱推命の観点で見ると次の3つのタイプに分けられます。

①【比劫】が非常に強い身旺タイプの命式
②【食傷】が強いタイプの命式
③【官星】が強い身弱タイプの命式(※前副社長・兼重宏一氏がこのタイプ)

①【比劫】が非常に強い身旺タイプの命式

  • プライドが高く、自己顕示欲が強い。自分の立場やプライドが傷つけられたと感じると、執拗に怒ったり陰湿な嫌がらせをしたりする。

  • 自己中心的で独裁的。自分の考えや行動がすべて正しいと思い込み、相手や部下を思い通りに動かそうとする。

  • 独善的で聞く耳を持たない。自分が常に正しいと思い込み、相手や部下の意見が正しくても、聞く耳を持たない。

②【食傷】が非常に強いタイプの命式

  • 完璧主義でこだわりが強い。自分が求めるスピード感や仕事のクオリティを、相手にも要求してしまう。

  • 気まぐれで気分屋。感情の起伏が激しく、いったん機嫌が悪くなると、攻撃的な性格に豹変する。

ちなみに、このタイプの有名な例として、ナチスドイツの独裁者ヒトラーが挙げられます。

③【官星】が強い身弱タイプの命式

  • ストレスを溜め込んでいる。ささいなことがきっかけとなって、そのストレスを周囲にぶつけてくる。

  • 他力本願で他責思考が強い。自分の立場が危うくなったり、苦手な仕事を面倒に感じたりしたときに、理不尽な行動を起こす。

  • 若いころ不当な扱いを受けていた。自らもそうした扱いを受けてきたことから、そうするのが当たり前という価値観が根づき、現代におけるパワハラ行為の重大性に気が付いていない。

兼重宏一氏の命式は、③【官星】が強い身弱タイプの命式であるため、パワハラの要因は、過度なプレッシャーによる強いストレス、他責思考であることが考えられます。

宏一氏の命式にとって、過度なプレッシャーやストレスの要因とは何なのでしょうか?

さらに考察を進めていくので、このまま読み進めていってくださいね✨

兼重宏一氏の父親との関係、パワハラの背景を四柱推命で考察すると…

♦ 命式から読む

四柱推命で、両親や上司との関係を知りたいときは年柱を、仕事など社会運については月柱を見ます。

とくに父親との関係は、年柱、月柱の天干で読みます。

兼重宏一氏の命式から、父親は彼にとってプレッシャーをかける存在だとわかります。

イエローで着色した【官星】は、宏一氏自身を攻撃する星であり、規律や秩序を重んじる星だからです。

ちなみに【官星】が強い命式は、責任感や義理人情が非常に強く、環境や組織を整えることに優れています。

じつは、宏一氏のような命式の方は、自分を捨てて集団や社会の役に立とうとすることで運が開けます。


♦ 五行バランスチャートの相関図から読む

つづいて、兼重宏一氏は、父であり前社長の兼重宏行氏からどのような影響を受けやすいのか調べてみました。

宏一氏の命式を開運させる用神はきんで、父・兼重宏行氏の金の氣が良い影響を与えています。

実際、父親の兼重宏行氏は、2018年に息子の兼重宏一氏に経営のバトンを渡しました。

父親は息子に対して、「自分がやってきたことを全部引き継ぐ必要はない。自分のやり方でやってくれ」と言って、経営の自由度を与えました。

父親は、息子が早稲田大学を卒業しMBAを取得するなど、経営の勉強を深く積んできたことを認めていました。

宏一氏の命式の金(印星)に、父の金の氣が良い影響が出ています。

いっぽう、宏一氏は父親に対して、「自分がやってきたことを全部引き継ぐ必要はない」と言われたことに感謝し、「自分がやってきたことを全部引き継ぐ必要はないけど、全部捨てるわけにもいかない」と答えていました。

このコメントには、宏一氏の命式の土(官星)の影響が出ています。


♦ 街路樹伐採の理由

兼重宏一氏は、街路樹を除草剤で伐採したという話もありましたが、これは彼の命式からも理解できるのです。

兼重宏一氏の命式において、もくのエネルギーは、彼自身を表す日主【みずのと】のエネルギーを奪う五行だからです。

宏一氏自身を表す日主【みずのと】は、強い土の氣に圧迫されて弱くなっています。

そして、もともと弱い【みずのと】は、木の氣によってさらにエネルギーを吸われることを嫌います。

土の氣、木の氣は、彼の命式にとって避けたい五行なのですね…

さらにいえば、火の氣も日主【みずのと】を蒸発させてしまうため避けたい五行です。

以上のような理由から「自分にとって不要なものは排除する」という考え方も、四柱推命の観点から読み取ることができるのです。

「環境整備点検」と兼重宏一氏と小山昇氏と


ビッグモーターは「環境整備点検」という厳しい制度を実行していました。

これは、経営陣が毎月、全国の店舗の清潔さや整理度をチェックするものでした。

しかし、この制度は社員に過剰な負担をかけるだけでなく、不正や違法な行為にも繋がっていたことが明らかになりました。

兼重宏一氏の命式は、「責任感が強く、いい加減なことを許さない、物事の白黒をはっきりさせたい」といった特長があります。

その点からも「環境整備点検」は、兼重氏の命式に合ったマネジメント手法だったといえるでしょう。

この制度を提案したのは、外部のコンサルティング会社である㈱武蔵野です。

同社の代表である小山昇氏は、中小企業の経営指導を行うコンサルタントとして有名です。

小山氏は、750社以上の会員企業に「経営計画書」という手帳型のツールを使って指導しています。

小山氏と兼重宏一氏の命式を比較すると、不均衡な関係にあることがわかりますか?

小山氏は宏一氏のエネルギーを奪う五行 (とくにもく) を持っているいっぽうで、宏一氏は小山氏の開運につながる五行 (火→土) を持っているからです。

これは、小山氏にとって有利な関係であるが、宏一氏にとって不利な関係であることを意味します。

こちらの投稿では、「ビッグモーターは小山氏にとって養分だった」とありますが、それは命式から見ても適切だといえるのです。

ちなみに、知床遊覧船も小山氏のアドバイスを受けた会社として知られています。

その社長の桂田氏も日主【みずのと】の身弱の命式で、木、火、土の氣が強く、小山氏にとって有利に働く命式であることがわかりました。

経営者にとってビジネス環境を整えることはとても重要です。

私は経営者の方の鑑定をするとき、ビジネスで大事な相手 (コンサルタントやコーチなど) をどう選ぶかという相談に対しては、四柱推命で相性や運命を詳しく分析して、アドバイスしています。

その理由は簡単で、鑑定依頼者様が自分の命式に合わない人間関係を作る必要はないからです。


兼重宏一氏の不正行為は自分の運気を下げるものだった!


兼重宏一氏は、部下に対するパワハラだけでなく、ゴルフボールを靴下に入れて車体をたたく、ドライバーで傷付けるなどの手口を強要し、修理費用を水増しして保険金を請求していたことでも話題になっています。

この行為は、不正や違法なものであり、お客様や社員に多大な被害を与えたと考えられます。

しかし、それだけではありません。

この行為は、四柱推命の観点から見ても、彼自身の運気を落とすものだったといえます。

宏一氏の命式は、金の五行が用神(開運星)です。

金の五行は、金属や鉄などの硬いものや、白や銀色などの色に関係しています。

自動車は、金属製であり、白や銀色のものが多いため、金の五行に該当するものと言えます。

つまり、自動車は宏一氏にとって開運アイテムなのです。

また、ボールは通変星【偏印】に関連するアイテムです。

つまり、ゴルフボールも宏一氏にとって開運アイテムなのです。

しかし、宏一氏は自分や部下やお客様の車をゴルフボール入りの靴下で叩いていました。

「兼重宏一氏は自分で自分の運気を落としていた」という見方は四柱推命からも正しいといえるのです。

さいごに


ビッグモーターの事件は、四柱推命で命式を見ると、前副社長・兼重宏一氏が自分の命式に沿わない経営をしてきたことが原因だと理解できます。

経営幹部は、自分の命式の長所や短所、とくに衰運につながりやすい五行を知ることが必須です。それは、会社の成否にも大きく関わるからです。

兼重宏一氏は、2023年7月26日にビッグモーター副社長を辞めました。

兼重宏一氏の日干支【癸酉みずのととり】にとって2023年は、年運【納音なっちん】で、物事が強制終了しやすい年回りです。

これは偶然ではなく、必然だったといえるでしょう。

兼重宏一氏はMBAを取得し、㈱武蔵野のメソッドにも精通していました。

しかし、それらをうまく活かせずにビッグモーターを窮地に追い込みました。

その理由を反省することは、兼重宏一氏にとって大切なことです。

それは兼重宏一氏の用神である【印星】を生かすことにつながるからです。

2023年は物事が強制終了する年回り納音なっちんですが、それは悪いことだけではありません。

「今年は徹底的に断捨離する一年」だとわきまえて、人生をコントロールしたい欲求を手放す機会でもあります。

兼重宏一氏が、自分の命式を再確認し、自分のしたことに責任を持ち、新たな道を進めるよう願っています。


納音なっちんについては、こちらで詳しく解説しているので、この機会に読んでみてください。


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「相談したいことがあるから鑑定に申し込みたい」という方は、こちらをどうぞ。

今回も最後までお読みくださりありがとうございました✨

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