2024年の競馬の話

未来の話をすると鬼が笑うみたいなことわざありましたよね。今回は2024年の競馬の話をします。

まずは日本競馬から。

2024年、日本競馬が大きく変わります。皆さんご存知の通り、ダート競馬の大改革ですね。JRAとNARが手を組み交流重賞を増やそうよキャンペーンです。という事で3歳ダート路線が大きく変わります。

羽田盃(SI)と東京ダービー(SI)が交流重賞になり、JpnIに格付。そして現在のジャパンダートダービーと名称をジャパンダートクラシックに変更し、羽田盃、東京ダービーと合わせてダート三冠路線として整備(既に存在していたが、中央馬にも三冠のチャンスが回ってきた)

その他にもブルーバードカップ(準重賞)をJpnIIIに格付。羽田盃の前哨戦として雲取賞をJpnIII、京浜盃をJpnIIに格付。

そして東京ダービーの前哨戦としてユニコーンステークス(G3)を設置(変更点は今の所負担重量くらいかな?)。

ジャパンダートクラシックの前哨戦として不来方賞(M1)をJpnIIに格付(ダービーグランプリと合併?)。レパードステークス(G3)を前哨戦として設置(変更点は今のところなしかな?)

2歳ダート路線整備として既に存在していたダートグレード競走の施行時期等が変わりますが、その他で変わっているのは兵庫ジュニアグランプリの施行距離短縮くらい。

それと、古馬路線も変更が少しあり。さきたま杯(JpnII)をJpnIに格上げ。TCK女王杯を大井競馬場から園田競馬場に移し、名称を兵庫女王杯に変更。他に負担重量や施行時期の変更がいくつか。

3歳牝馬ダート路線は一つだけ変更があり。マリーンカップ(JpnIII)を3歳以上牝馬から3歳牝馬戦に変更。

最後に2024年の話では無いが、同じ計画として2033年までにダートグレード競走を全て国際グレードに変更する計画を発表してます。賞金額も上げて、レーティング獲得頑張って、検疫厩舎いっぱい作ろうみたいな話ですね。

2024年競馬、他に大きく変わる点と言えば熱中症対策で夏場の昼休みが長くなったりしますね。最終競走の時間が18時半くらいになったり。

JBCは佐賀・門別です。


日本以外の競馬も見て見ましょう。大きく変わるのは韓国競馬。計画内での『目標』にはなってしまうが、コリアカップ(IG3/KG1)とコリアスプリント(IG3/KG1)に次ぐ第3の国際競走を設立するという話がある。また、現在の2つの国際競走の国際グレードをG2に格上げする話も出でいたが、延期して2025年になるっぽい。2026年には永川競馬場も開設しそうなので毎年大きい出来事があって急速な成長を感じる。

話を戻して新しい国際競走の話をさせていただくと。コリアカップ(1800m)、コリアスプリント(1200m)の次は何mにするか。コリアマイル(1600m)にしたいと言うのがKRAの意見なのだが、この写真を見てほしい


1600mのスタート地点は右下。これね。10頭立てのレースしか出来ないんですよ。なので諦めてコリアクラシック(2000m)にしようかなという話が有力です。2022年10月の計画でした。

他にはイギリスでも結構でかい改革がありまして。まずはプレミアム開催と言う開催が導入されます。具体的には平均賞金額が上がることで少しレベルの高い開催になる感じ。次に日曜ナイター開催が5開催導入されます。最後に地味にでかい改革、障害競走を300削減。300ですよ300。日本の2022年で125競走しかないのに300も削減して大丈夫なの?まぁ大丈夫だからやるんですよ。あっちは3000以上ありますからね。なんで削減するかと言うと、単純に出走頭数が減ってきてるからだそうです。まぁ納得ですね。

ドバイでも大きい改革があります。2024年の話ではなく2023/2024年シーズンの話をさせていただきます。

まずは何故か日本で聞き馴染みのないドバイワールドカップカーニバルという開催。前シーズンまでは年明けからドバイワールドカップデーまでの開催だったが、今年からはドバイレーシングカーニバルに名前を変えて、開催時期もシーズン開幕日の11/10からドバイワールドカップまでになる。

そしてその中でもメジャーな開催日がスーパーサタデーとドバイワールドカップデーの2つ。その2つの変更点を説明する前に、新たに創設されるメジャーな開催日を紹介したい。

まず1つ目はフェスティヴ・フライデーと言う開催の新設。これは今年の12/22(金)、名前の通り、もちろん金曜日に行われます。

2つ目はファッション・フライデー。こちらももちろん金曜日。で1/26日に開催。サウジカップの前哨戦として使う馬も多そうな日にち。

この説明をした上で、まずはスーパーサタデーの話。スーパーサタデーはドバイワールドカップデーの前哨戦として位置づけられている開催で。大きな変更点はまずG1アルマクトゥームチャレンジラウンド3が消えます。消えるというか移動になります。

アルマクトゥームチャレンジラウンド3と言えば、レッドディザイアが勝ったり、ウオッカが参戦してたりする例のあれですね。知らない人からしたらなんでウオッカのラストランがダートなんだってなるやつ。移動先は新設されるファッション・フライデー。

そしてもう1つスーパーサタデーからG1が消えます。芝のジュベルハッタと言うG1。これもファッションフライデーに移動。

スーパーサタデーに新しく登場するお仲間G2アルマクトゥームクラシックくんもいます。これは今までアルマクトゥームチャレンジラウンド2だったあいつです。

フェスティヴ・フライデーは調べても出てこなかった🤔

その他シーズンのレース賞金が全体で27%増額しますが、ドバイワールドカップデーは変更無し。つまり他の競走が一気に賞金上がった感じです。

他の国もあります。シンガポール。シンガポール競馬と言えばシャドウゲイトはもちろん、コスモバルクのシンガポール航空国際カップが有名。そんなシンガポール競馬が終了してしまいます。残念なことです。終了日は10/5日。最後の競走は第100回シンガポールゴールドカップ(SG1)

シンガポールゴールドカップと言えば、シンガポール三冠競走(全戦3歳以上)。そして日本との関係も強く、元ホッカイドウ競馬調教師で、シンガポールに移籍した高岡秀行調教師の管理馬にしてステイゴールド産駒のエルドラドと言う馬が連覇&骨折による不出走を挟んでの3勝(最多タイ)を達成。エルドラドクラシックと言う前哨戦もあるほど(本馬との関連が明記された記事がなかったが、ほぼ確でこの馬)

他にも沢山ニュースはあると思いますが今回はこれくらいで。最後に、BCの開催はでるまーけいばじょうです。それでは

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