ニュージーランドへひとり旅

２００５年 １月。

ちょうど３０歳になる２週間前、人生で初の１人海外旅行で
ニュージーランドへ。

学生の時からずっと憧れてた海外での生活を体験してみたくて。
でもなかなか出来ずにいたけれど、２０代で頑張って働いてお金を貯めて
会社には無理言って一ヶ月半の長期休暇を。ダメなら辞める位の勢いでお願いしました。笑

南島、クライストチャーチから更に南へ行った小さな町のぶどう農家さんの
ところでホームステイ。ちょうど同じ日に入った大学生の女の子と一緒に
そこで３週間。現地に着いた翌日からその家の親族一同でキャンプへ行ったり、マウントクックやカイコウラなどの名所へ連れて行ってもらったり。
たまに畑の手伝いはしたけど、毎日びっくりする程雄大な自然の中で
暮らしてました。家の大きな窓から見える景色は最高にキレイだったな。

その後は北島、オークランドに渡ってホームステイしながら２週間学校に通い友達と出かけたり、ガーデニングを楽しんだり。優しいお母さん一人のお家は
すごく綺麗で、最後別れるのが寂しかったな。
残りの１週間はあまり行き先を決めないぶらり旅をしてみたり。

英語の習得はほとんどしてないけど、ここで得たものは大きかった。

ここでの生活で「電気、水」はとても貴重なもの。
日本では蛇口をひねればまさに湯水のように溢れる水やお湯、
南島での生活は谷の下にある川からポンプで水を引き上げるからシャワー
の時間さえ５分だけ。もちろん浴槽にお湯を入れてお風呂なんか入れない。
北島では夜真っ暗だと寝れなかった私はこっそりランプを付けて寝ると
翌朝お母さんにもったいないと怒られた。
私は本を読んだいたら寝てしまったんだと言い訳をする。

それまであんまり考えたことなかった。資源やエネルギーの大切さ。
日本との違いを実感する。

そして何より大きかったものは
「夢はずっと願ってれば叶うんだ。夢から目標に落とし込んだ時
それはきっと叶うんだ。」って事を得て、それは一つの自信に繋がりました。