見出し画像

心にとめておきたいこと


家の中での私、大学にいるときの私、親しい友人の前での私、恋人といるときの私、地元の子たちの中での私、アルバイト先での私、

全部違っていて、どれがほんとうの私?と思うけれど、
どれも本当の私なんだ。


私は中学生のころ、自分の中に複数のタイプの自分が存在していることが嫌だった。
家族の前ではうるさいのに、学校ではすごく大人しい。でも仲の良い子とはたくさん話す。でも部活ではほとんど発言をしない。先生の前では猫を被る。勉強はやるときはやる、さぼるときはさぼる。

周りのみんなは自分の中に一つの自分しか持っていないように見えた。
一つの面で生きていられている、そんな印象。

(でもそれは私が彼・彼女らのもつ複数の面のうちの一つだけを見ていたからなのだろう。
私が見ていなかっただけで、気付けていなかっただけで、みんなだっていろんな面を持っていたんだろうな。)

人間は多面的である。

私がこの考えに出会ったのはつい最近。
大学3年生のときに参加したある教育系のイベントで社会人の方が中学生の女の子に「分人」の話をしていた。

私は横でその話を聞いていて、(その女の子も私と同じような悩みを抱えていた)その考えに触れたとき、救われたのだった。

過去の・現在の、自分のなかにいる・いた自分
すべて受け入れていいんだ!って思えた。

これからも、きっと私は私の出会うそれぞれの場所でそれぞれの私を持って生きていくんだと思う。違和感を感じることがあっても、多面的である自分を、人間そのものを受け入れていきたい。


#分人
#HSP


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?