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町の車屋さんは商圏をとことん絞り込むべし


タナアツです。

車の販売、車検、修理の新規のお客さんの獲得を行うときにどこまでの商圏に対してチラシをまけばよいのかわからない。

といったことがありませんか?

これはお客さんが来てくれるところならどこでも商圏と考えてもよいです。

という考え方では広告費の垂れ流し減少が発生します。

ではどこを自分の商圏にすればよいのか?

自社でお客さんのアフターフォローをしやすい地域を選びましょう。

なぜか?

同じことをお客さんも考えているからです。

お客さんももしもの修理の際にはなるべく近い方が良いと考えてるからです。

遠ければ遠いほど来店が面倒臭くなります。

だから商圏の絞り込みはすればするほど戦略的にもお客さん的にも良いです。

車屋さんは地元に根差した商売を行っていきます。

商圏設定はなるべくお客さんも自社も修理の際に楽な商圏を選ぶようにしましう。

よく遠い商圏からもお客さんが来ているからチラシを広範囲にまでまこうすることがあります。

私自身がそうでした。

ある程度とおくてもお客さんは来てくれるから遠くにもチラシや広告を出そうという流れをとっていました。

でもよく考えてみてほしいことがあります。

あなたが営業している地域の人口は何人いるのか?です。

人口が仮に7万人いるのに対して自社のお客さんは600人が利用してくれているといったときに、

まだあなたの地域には見込みのお客さんが66400人いることになります。

地域を広げるということは見込み客は増えます。しかし

その際に 3点がマイナスになることがあります。
1.見込み客増加に対する広告宣伝費の増加
2.地域が遠いことによる来店拒否
3.契約ができたとしても、もしもの際のヘルプに駆け付けられない。

以上の3つが挙げられます。

反対に商圏を絞り込んでいった際にはどうなるのか?
1.見込み客が増加しない代わりに広告費の増加がない。商圏を広くとっている場合に比べて商圏のお客さんにより濃く広告を打つことができる。
2.住んでいるところがちかいから来店につながりやすい。
3.契約をした後のアフターフォローがしやすい

商圏を広げた際のマイナス要素がすべてプラスに働きます。

でも見込み客が減るじゃないか?

そおですね。減ります。

でも66400人のお客さんのうち半分お客さんに対して地域で気に入られていないにもかかわらず遠い商圏のお客さんに気に入られると思いますか?

まずは小さな商圏を独占できるレベルになってから隣の商圏に手を伸ばすようにしましょう。

インターネットが広まり広い商圏にまで自社の商品を宣伝する方法がありますが自動車整備工場の

お客さんはどおいう人が利用してくれているのか?

またどおいう人に利用してもらいたいのか?

そこを考えていくと自然と商圏はきまってくるかと思います。

私の会社の商圏は自社の市と自社の市に隣接する市までとしています。

インターネットでの集客は隣接市まで。

チラシは自社の市のみ。しかも半径2キロ圏内のみです。

たったそれだけの商圏で本当に集客できるのか?

できます。

しかも商圏が狭いために商圏内でのナンバーワン店になることも可能です。

自分自身が経営していく上で守り続けていきたい地域がどこからどこまでなのか?

しっかりと考えてからチラシをまいたり看板の設置をしましょう。

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