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newsweek 30.3.2020を読んで~Philosophyに基づく行動~

newsweek英語版を四月から定期購読を始めているので記事について感想を書きます。今回は、3月30日号の中で印象に残った How to Keep Business From Going Bust という記事の考察を書きます。

まあ見出しの通り、COVID-19による社会危機(特に経済)への対応についての記事です。2週間遅れの記事なんですが、日本と海外(ドイツなど)の危機意識の違いや、財政出動の目的、目標の違いなどを読み取ることが出来、衝撃を受けました。


Philosophyに基づく行動

この記事を読んでいて途中でどうやら日本と海外のコロナの社会危機への考え方が違うのではないかと感じました。その最大の理由は、欧米諸国の行動に確たるphilosophyの存在を感じた、ということだと思いました。海外は、夢を壊さぬために、将来を壊さぬために、生活を壊さぬために、という信念に基づき財政出動などのアクションを起こしています。記事にもまずは、この危機を乗り越えるための行動のone elegant wayとしてドイツのkuzarbeitを挙げています。これは従来よりドイツにある制度で労働時間を短縮させられた労働者の給料を国が一部一定期間補填する仕組みで、失業者の増加を抑える目的で実施されているそうです。例えば、会社が2割経費削減するときに2割の労働者をリストラするのではなく、労働時間を2割削減し、減った労働者の収入を国が補填するような感じでしょうか。日本では、3連休で遊びに行ってしまう間に、このシステムをスカンディナヴィア半島の国々が3月20日の時点ですでに後に続き、イギリスもそれに続きました。この違いが日本と海外の危機意識の違いなのではと思いました。ここまでまたこれ以降も読んで確信したことは、何か行動を起こすうえで何か理念があり目標を設定している国はうまくいっているのだろうということです。日本は困ってしまった既存の会社を一律救済をしています。そして、今本当にすべきことは、既存の会社の援助だけではなく、これから新しく出てくるものの応援もすることなのでは、と思いました。


まとめ

この記事には、いかにして経済へのダメージを最小限でCOVID-19から人々を守るのかということが書かれていました。”The more damage business suffer, the harder it will be for them to bounce come back"と記事にもある通り日本もこのように確たる理念に基づき行動せねばならないと感じました。

この記事を読み衝撃を受けたことは、1か月前にすでに海外は対策をとっていたことと、彼らの政策にはPhilosophyが強く感じられたことです。

自分もお金を使うにしても何かを決断するにしても、Philosophyによる行動をしたいと思いました。

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