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王様兄弟最強!!!

固定概念をぶち壊されるバンド

それがキングブラザーズ

キングブラザーズ は兵庫県西宮市在住の3人組ロックバンド。

ライブ中ニ・シ・ノ・ミ・ヤとコール&レスポンスするほど郷土愛もあるバンドだ。

どう固定概念をぶち壊されるかというと
まずベースがいない。ツインギターである。

ジョン・スペンサー・ブルースエクスプロージョンを聴いてバンドを始めようと思ったとボーカル・ギターのケイゾウが言っていた。
なるほど、だからギターレスかと思った。

ジョン・スペンサー・エクスプロージョンもベースレスのツインギターとドラムという3ピースバンドなのだ。

ベースがいた時代もあったが、メンバー脱退を経てまたベースレススタイルに戻るのだが、キングブラザーズ の音楽はベースがない不足感を感じることは微塵もない。
むしろ、ベースがいる以上の音楽を鳴らす。
ブルジーなギターを爆音で炸裂させ、生命感漲るゾニーのドラムとケイゾウの太いボーカルで疾走し続ける。

そして、彼らのライブはライブの固定概念をぶち壊しまくる。

まずドラムが前にある。全員フロントにいるのだ。オープニングではギター二人がアンプの上に乗りギターを弾く姿がカッコいい。ギター・スクリームのマーヤはマイクを客席に投げ観客に唄わせる。そのマイクをローディが拾うさまは釣りのように見えてきて可笑しくなる。キングブラザーズ 名物ライブパフォーマンスとしてマーヤが客席に行き観客の頭上を回っていくというものがある。マーヤをみんなで次から次へとバケツリレーのように運んでいくのだ。客席に妙な一体感が生まれる。

先週末、キングブラザーズの札幌でのライブに参戦してきた。
5月12日 スピリチュアルラウンジ
5月13日 161倉庫
会場が2日とも違うというのも彼らしい。

1日目スピリチュアルラウンジではマーヤは1曲目から客席にダイブしていた。

2日目161倉庫ではこれまたキングブラザーズ 名物のドラムもろともメンバー全員客席に降りて演奏。メンバーがステージの上ではなくすぐ目の前にいるので照れる。

ライブ中メンバーは誰一人水分補給をしていなかったことに気づいた。そもそもドリンクが置かれていなかった。あんなに激しく動いて汗だくになって歌い続けてるのに水分補給をしないとは恐るべきバンドである。

キングブラザーズ のライブに行くと
心がスカッとする。
たいていのことがどうでもよくなってくる。
悩んでいたことが些細なことに思えてくる。

常識なんてどうでもいい。
自分が信じたもの。
自分の感覚。
それを信じればいい。
ただ、それだけのこと。

それをキングブラザーズ から教わった。

キングブラザーズ には心を鷲掴みにされる。

キングブラザーズ はかっこよすぎてヤバイ。

#キングブラザーズ
#KINGBROTHERS

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