いつかのはなし

人生を幸せに生きるコツは辛さに気づかないこと。

余計なことを考えすぎないことなのかなと思う。

今年は水瓶座のスーパースターの年ではなかったのか、わたしは今月もう4回ほど病院に行っている。(占いはいい事しか信じていない)                体調が常に悪い。メンタルにまできてしまうな、かなしくなる。

そんな中でも嬉しいこともあった。学生の頃からの友人が結婚するらしい。仲間内でも大変人気者だった彼が1番初めに結婚するのには少しびっくりした。

わたしは結婚すればもう異性と二人で会うのはあまり良くないと思われる環境で育ち、過ごしてきた。今度結婚する彼と共通の友人は何人もいるが彼の彼女を不快にさせたくないのでおそらく疎遠になるのだろう。

わたしはまだ中2のままでとまっているのに、みんなだけどんどん先に行ってしまってるような気がする。とはいえわたしにも婚約者がいてプロポーズもされている。自分のことを棚に上げながらそんなことを思う

わたしは友人が多いほうだし振り返ればいつも仲のいい誰かがいたけれど当時の全員と仲がいいかというとそうではない。だが今でも大事なことを決めた時に寄り添ってくれる人、悩んだ時に話を聞いてくれる人はたくさんいる。

カラオケボックスも駅もない田舎で育ち、なんで東京が地元じゃないんだと思ったことも多々あるけれど素晴らしい友人に恵まれて わたしは故郷を離れてから故郷が好きになった。それはやっぱりわたしを大事にしてくれるたくさんの友人がいたからなんだろうな。 

彼が結婚する 色々あったけどやっと話が落ち着いた。普通の人ならバカバカしいやめとけって絶対いう。でも決めたから。君らに話すのが最初。と照れ笑いしたことを思い出す。互いの両親の話や彼女が早く出産を望んでいることなどの話は確かに若いわたしには重い話だったが わたしたちは決めたことは否定しない。悩んでいるなら自分なりの考えを伝えてみたりするが、決めたことに対してなにか意見をいうのは野暮だ、という考え。       

わたしはそれがすごく気に入っている。

結婚の話をまだ親しい友人にもあまり話していないと聞いてわたしも友人に話したことがない秘密の話をした。

彼はその話を聞いて「彼氏とみんなの怒りを込めて俺が代表してぶん殴ってやる!」と笑った。

いつまで軽口を叩けるのかな、そんなふうに思って笑った。