見出し画像

#87 縛り

最近、Netflixで呪術廻戦を見たから、
あっという間に漫画を買い尽くし最新巻+0巻まで
読み漁っている。

そこで、よく”縛り”と言う言葉が出てくる。
縛りを作ることにより、より力が強まったりする。

今回はそんな縛りについて

・自分にも当てはめてみると縛りが出てきた。

① 怒らない・イライラしないように我慢する。

②普通でなければならない

③過去の記憶

④絶対に結婚しない・子供は産まない

⑤若いうちに死にたい


まず我慢をすると言うこと自体が自分を縛っている。周りからは、好印象に見られるかもしれない
それと引き換えに、本当の自分の姿からかけ離れていく。自分の性格が相手の想像で作られていく。
ただ我慢をする事により、怒りを力に変えられる人も数多くいる。リミッターが壊れた時、壊す時。


次に普通でなければならない。
共通していて平均的にする事で安心を感じる人達による空気。出る杭は打たれると言うようなことわざの通り、トライ&エラーを繰り返している挑戦者に対して素直に拍手できる人が少ない。
逆に、普通から脱しようと言う勇気が出ない。


過去の自分の楽しかった記憶。
輝いていた自分と比べる事で今充実していないと思い、思い込み、本当に自分のやりたい事を見逃す
過去に縛られる。
現状の改善を考えられなくなる。


ここからは自分の個人的な部分だが、
親が好きになれない自分は、自分も親と同じような事を子供へしてしまいそうだと言う恐怖から最低でも親が死ぬまで結婚はせず、1人で暮らす事を自分と約束した。親には幸せになってほしくないという自分自身を使った呪いのような事なのかもしれない。


最後は年老いても今の自分のままでは中身が変わらないと思っているので出来る事なら、若いうちに旅立って生まれる前の元の姿、元会った場所へ戻りたい。ただ、ただそれを願う毎日。
もう準備はできている。

①から③は誰にもある事だと思った。
何かきっかけや決意がない限り
改善や区切りをつけにくい事。

④.⑤は自分で作った縛り。
そう思う事で自分の存在を保てている。
ある意味この世に自分を縛る為の縛り。

最近①には対応できるようになってきた気がする。
「今年は怒りまくる!」と宣言をしてみたら
気持ちが落ち着いた。あっ、怒っていいんだ、イライラしていいんだと思えた事で今まで抑えていたものの栓が抜けた。
それと、小学生の頃何か自分にネガティブなことが起こった時ずっと唱えていた言葉があったのを思い出したのもある。

「人生プラスマイナス気持ちマイナスにできている。
ネガティブなことが起きたということは、このあと必ず良いことが起きる。不幸を貯めて、成功してやる。」

②はまだ克服できていない。
まだ周りの人たちの目が気になる。
やりたいと思っても、やる元気が出ない。
みんなどこからそんな明るい元気が出るのだろう?
明るくて幸せそう。
自分は周りと比べて才能がないし、才能を見出せないまま25年生きてきてしまった。ただ普通のことを普通にこなせるだけの人造人間。

③過去の縛り。
昔が楽しかったと思ってしまう。
その時点で負けている。
過去の自分に負けている。
現在が楽しくないと過去も楽しくない。
毎日記憶を喪失したい。同じ事をしていても、新鮮だと思えるバカでありたい。

④親への縛り
これは、親の悲しむ姿が想像するだけでも心地よく感じているので自分が死ぬまでこのねじれた感情は治らない。従兄弟に親の為にも就職するんだろと言われた時自分は親を苦しめる為に就職できないようになりたいと思っていた。そんな自分はクズだと思う反面楽しかった。

⑤若いうちに死にたい。
なるべく自然に、そして唐突に。
誰にも見つからず、誰からも送られず。
ただ自然に帰りたい。
もう奥野木星哉としての縛りを解いてほしい。
名前を見るたび、親の顔が浮かび、辛いフラッシュバックに襲われる。

生まれるという事、働くという事、すなわち縛り。
世の中さまざまな縛りでがんじがらめ。

何の為に生を持ち
何の為に働く
何の為に幸せを求め
何の為に死んでいくのか。

縛りを解いて、解放されたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?