いろいろあったね。2024埼玉西武ファーム
↓昨年のはこちらから↓
【二軍】誇るレジェンドの隣で開幕戦
3月16日 @CAR3219
F 00000100000-1
L 01000000000-1
今年の開幕戦はCAR3219での本拠地開催。隣のベルーナドームでレジェンド・ゲーム2024が開催される中、若獅子たちが長い一年の航海へと漕ぎ出した。開幕投手は今年から先発挑戦の青山美夏人。今年のファーム先発では同期同い年の是澤涼輔が多くマスクを被った。その是澤の内野ゴロの間に先制するも、試合は延長11回引き分けに。(余談)時が経ち青山が一軍でプロ初登板の前日、三軍に帯同していた是澤が「青山がいなくなったので三軍帯同です。明日、応援してやってください!」と笑顔で言っていたことが印象的であった。
【二軍】越谷開催
3月20日 @越谷
O 100000000-1
L 031000011×-6
3月20日、今年からイースタン・リーグに加入したオイシックスとの一戦は越谷での開催。投げては羽田慎之介、黒田将矢の2003世代が、打っては長谷川信哉、山村崇嘉、仲三河優太の2002世代が活躍した。
【二軍】ようやくのチーム初HR
3月24日 @横須賀
L 000100002-3
De 03000004×-7
チーム7試合目、ようやくチーム初アーチが飛び出した。打ったのはチームの主砲渡部健人。地元神奈川でこの日2発を打ち込んだ。今年の優勝チームとなるDeNAとのビジター戦は対戦成績2勝6敗と大きく負け越した。一軍ではオープン戦最終日となるこの日、横須賀で先発した高橋光成は5回3失点と開幕に向けて不安を残す形となった。
【チーム】ブランドン支配下へ!
3月24日
【三軍】今季初の三軍戦
3月30日 @CAR3219
明治学院大 000011000-2
L 00101020×-4
今年初の三軍戦は明治学院大を迎えての一戦。野田海人、平沼翔太、鈴木将平、金子功児と春野キャンプでリハビリ組だったメンバーが続々と復帰するも出場した野手は10人と今年もキツキツの状況。3回平沼の犠飛、7回金子功のタイムリーなど復帰メンバーの活躍で試合は勝利した。今年からチームスタッフに加わった木村文紀が実質の外野守備走塁コーチとして帯同、武隈祥太(肩書き省略)も三軍の試合に帯同することが多かった。
【三軍】指名守備、藤澤亨明
3月31日 @CAR3219
ハナマウイ 000220000-4
L 111010000-4
ふぁ!?
スタンドのライオンズファンからどこから出たか分からない声が漏れた。指名守備になんと現役引退している藤澤亨明BCがついたのだ。DHが2人いて打席に入ることはなかったが、5回以降の現役投手のリードをした。この日の捕手は野田海人のみ。野田も投球練習の最後に行うセカンドスローを行なっておらず、肘がまだ十分ではない状態での出場だった。
【三軍】高卒ルーキーカルテット揃い踏み
4月5日 @CAR3219
千葉 001001000-2
L 00234000×-9
4月5日の三軍戦。この日杉山遙希、成田晴風、川下将勲、木瀬翔太の高卒ルーキーピッチャー4人が全員マウンドに立った。特に木瀬はこの日がプロ初登板であり、本人の誕生日。8回のマウンドに上がると、三者連続空振り三振に抑え自身の誕生日を祝った。
【三軍】三軍、止まらん。
4月14日 @開成山
L 1021000030-16
福島RH 101005000-7
今年も三軍はルートインBCリーグとの交流戦を計24試合予定。その走りだしとなった福島遠征2連戦。その2戦目打線が爆発した。福島RH先発の福井優也(大石コーチの大学の同期)から初回高木渉のホームランなど11人の打者が連続出塁などの猛攻で10点を奪った。
【三軍】村田サヨナラタイムリー
4月17日 @CAR3219
JPアセット 011100001-4
L 010120001×-5
【二軍】村田プロ初ホームラン
4月27日 @CAR3219
De 011100010-4
L 01030210×-7
三軍今季初のサヨナラは村田のバットから。とってはとられ、勝ち越しては追いつかれのこの試合、9回裏1アウトから奥村光一が出塁するとすかさず盗塁。一塁が空いたことで高木渉が申告敬遠をされると、続く4番村田怜音が三遊間を鋭く破る。二塁から俊足奥村が生還し、見事なウォークオフゲームとなった。
その後二軍昇格。4月27日のイースタン・リーグの試合ではレフトスタンドにプロ初ホームラン、勢いそのまま一軍昇格を果たすとすぐにプロ初安打。獅子の夜明けの瞬間だった。
【二軍】若林サヨナラホームラン
4月20日 @CAR3219
E 0000000000-0
L 0000000001×-1
西武ブルーシリーズの一環としてファームもブルーユニを着て戦う3連戦。与座海人の好投もありスコアレスゲームで進んだこの日、決めたのは頼れる男だった。この好調ぶりから一軍に昇格されると、5月1日のゲームでもサヨナラHR、移籍した巨人でも7月にサヨナラと1シーズンで両リーグでサヨナラを放った史上初の選手となった。
【三軍】杉山地元で7回無失点
4月20日 @小田原
L 130000323-12
神奈川FD 000000000-0
神奈川県小田原で行われたBC交流戦。先発したのは横浜高校出身の杉山遙希。実況も中継の最中その経歴に触れ、注目していた。後にBCリーグのチャンピオンとなる神奈川FD打線相手に手も足も出させない投球を披露。その好投に応えるように打線も仲三河優太の5安打や村田怜音のホームランなど12得点をとり快勝した。
【二軍】渡邉シャットアウトゲーム!
4月29日 @CAR3219
De 000000000-0
L 00010000×-1
ようやく未来のエースが牙を向いた。DeNAとの一戦、先発マウンドに立った男は9回のマウンドにいた。昨年の三軍戦で新潟アルビレックスBC(当時はBCリーグ所属のため非公式試合)に対して完封したことはあったが、公式戦ではこれがプロ初の完投、完封。その後の一軍での活躍に弾んだ。
【二軍】羽田シャットアウトゲーム!
5月3日 @CAR3219
O 000000000-0
L 20023001×-8
ようやく未来のエースが牙を向いた。オイシックスとの一戦、先発マウンドに立った男は9回のマウンドにいた(どこかで見たことある言葉)。12球団トップクラスのプロスペクト羽田慎之介がこの日は誰にも手をつけられない状態だった。調子の上げ下げはあったものの気づけば一軍昇格、初登板、初先発、初勝利と飛躍の年に。所沢の怪物の来季に期待。
またこの時期は再調整中だった栗山巧が交流戦に向けてレフトの守備に就くことが多く見られた。もしかしたらもう二度と見れないかもしれないグローブをつけた姿。
【チーム】清川栄治さん、逝去。
5月5日
【三軍】上尾凱旋!感謝の殊勲打!
5月9日 @上尾
L 300100001-5
埼玉武蔵HB 000040000-4
ヒートベアーズファンは複雑な気持ちになった。この日は昨年まで埼玉武蔵HBでプレーしていた金子功児の凱旋試合。NPB戦士になった恩返しをと、同点の9回、相手の守護神から一塁線を破る決勝のタイムリーを放った。試合後、ライオンズのバスの周りにはヒートベアーズファンが集結し、金子功児に大きな拍手。自分たちの応援するチームに負けをつけた相手に、拍手と声援を送る独立リーグならではの光景であった。
【三軍】打線大爆発!29安打32得点!
5月12日 @CAR3219
全足利クラブ 000010000-1
L 77742014×-32
言わずもがな三軍史上最大得点である。全足利クラブとの三軍戦、初回から打線が大爆発した。1回から3回まで綺麗に「7」を並べた打線は止まることを知らず、終わってみれば32得点の圧勝。1回から3回までスコア表が1行では書き足らない猛攻であった。古川、奥村、ガルシア(2本)、野村、高木(2本)と7本のホームランが飛び出し、9人中8人が猛打賞という暴れようであった。
https://www.seibulions.jp/cmn/items/farm_third/2024score/pdf_240512_score.pdf
【三軍】栃木の悪夢、勝ち方を忘れた男たち
5月19日 @小山
L 103020002-8
栃木GB 202000221×-9
栃木県に拠点を置く全足利クラブから32点をもとった罰なのか。その後の栃木遠征にてBCリーグ最下位の栃木GBに連敗を喫した。2戦目のこの日、初回に幸先よく先制するも、プロ注目石川慧亮とコウチーニョから本塁打を打たれ逆転されると試合は打撃戦に。劣勢の9回表、モンテルの起死回生のホームランで同点とするが、その裏3つの守備のエラーでサヨナラ負け。4時間を超えるナイトゲームになんとも後味の悪い負けとなってしまった。この後も三軍は波に乗れず5連敗。苦しい日々が続いた。
【二軍】日本ハムの外国人投手が何をしたんだ。
5月28日 @CAR3219
F 000000000-0
L 34220400×-15
年に一度の恒例企画。カーミニークで日本ハムの外国人先発投手をいじめる回。昨年メネズをKOし、退団に追いやった畜生軍団が今年はバーヘイゲンに襲いかかった。初回から勢いに乗る打線は3回9失点でKOさせると、代わった投手陣からも点をもぎ取る。投げては上間永遠が7回を0に抑え、継いだ赤上優人が試合を締め完封ゲームで勝利した。尚、その後バーヘイゲンは退団せず一軍で活躍。日本ハムの快進撃を支えている。
【三軍】控え野手0、外野手山田の危機
5月30日 @CAR3219
ENEOS 000004000-4
L 210000000-3
焦った。いきなり古川雄大が熱中症か貧血でベンチ前で倒れた。古川の状態が心配だ。そして同時に控え野手がいないこと。どうする。そんなとき、木村コーチがサングラスを渡して準備を進めている選手がいる。なんと。山田陽翔ではないか。
結果的に数分後古川が復帰しベンチから飛び出したため出場とはならなかった。ただ控え野手がいない状態。一度倒れた古川もそのまま出場する三軍制の穴であった。
【チーム】当球団のチーム編成が困難となったため、中止となりました。
【チーム】菅井信也支配下へ!
6月2日
【チーム】奥村光一支配下へ!
6月9日
【二軍】上間永遠無双モード
6月11日 @鎌ヶ谷
L 003000110-5
F 000000002-2
トミージョン手術からの完全復活を目指す24歳。手術明けは大きな怪我なくローテを守り続けファームのイニングイーターとして働く上間永遠が夏場に向けて無双モードに突入した。今季中の支配下復帰の夢は叶わなかったが、来季に向けシーズン最終戦で好投するなどアピールを続ける。背番号64は現在いない。プロ初勝利の際の背番号に戻れるか。
【二軍】黙って負けない!9回6得点の意地
6月18日 @森林どり泉
L 000100006-7
E 03001024×-10
1-10。これでは負けられないと一念発起した。ブランドン、岡田雅利、是澤涼輔の3連打で1点を返すとその後も山村崇嘉、金子功児のタイムリーに川野涼多が仕上げのホームランを放つ。試合には負けたものの6点を返す意地を見せた。その意地がつながり、翌日は12-1で圧勝。イースタン・リーグでは開幕前の調整登板以来の先発なった武内夏暉に大量援護をプレゼントした。
【二軍】ドミニカデー開催!
6月22日 @ベルーナ
M 000020020-4
L 31000011×-6
ドミニカデーとして行われた一戦。ドミニカ大使館から駐日大使が訪れ、スタジアムのBGMがラテン系の音楽になったり、L's MEXICOの獅子まんま「ケサディーヤ」を食べることが出来たりとスタジアムがドミニカ一色に染まる中、試合で見せたのは未来を担うカリビアンだった。2回この日8番に入ったガルシアが振り抜いた打球は誰もいないベルーナドームのライトスタンドへ。母国のイベントに花を添える来日初のベルーナドームでの一発となった。
【チーム】若林楽人、松原聖弥トレードへ。
6月24日
【チーム】牧野翔矢支配下へ!
6月25日
【三軍】控え野手0、指名打者宮澤太成
6月25日 @CAR3219
茨城AP 000110000-2
L 000000000-0
3月の指名守備・藤澤亨明BC以来の野手登録のない選手に野手としての出番が訪れた。この日も控えはいない。その中で6回の打席で仲三河優太が手を負傷。代走から宮澤太成が入ることとなった。8回には打席が周りバットを一度も振らず見逃し三振。4番指名打者宮澤誕生の瞬間だった。翌日は投手として登板。後にロッテに入団するアンディー・マーティン(茨城AP)にホームランを打たれた。
【二軍】ベルーナに彼が帰ってきた。
7月3日 @ベルーナ
F 202000021-7
L 003001000-4
5月25日、巨人三軍との一戦で実戦復帰した森脇亮介。ベルーナドームでの二軍の試合にこの日復帰し「記録上での」復帰を果たした。先頭打者にストレートのフォアボールを出すも、次の打者にストライクが入るとスタンドから大きな拍手が。今年中の復帰とはならなかったものの、来季のブルペンに向けて大きな一歩を踏み出した瞬間だった。
【チーム】齊藤大将、野村大樹トレードへ。
7月5日
【三軍】ダークホース、群馬に里帰り
7月5日 @高崎城南
L 201002100-6
群馬DP 111000000-3
群馬DPが生んだダークホース奥村光一。二軍の帯同予定も急遽三軍戦に参戦し、古巣との対戦に挑んだ。3回の第2打席、振り抜いた打球は幾たびも汗を流した高崎の夜空へ。恩返しとなるホームランを放った。ちなみにこの日の初回ランナー2人の場面で仲三河優太がホームランを放つが、一塁走者ガルシアが二塁走者古川雄大を追い越してしまい記録上2ランホームランという珍事も起きた。
野手が足らない今年の三軍、この人無しでは語れない。いや語ってはいけない。
本職外野手のジョセフは内野手が枯渇する現状からサード、セカンドを昨年から守っていた。今年は夏からショートの守備へ。本人曰く「ショートは人生でプロに入ってからが初めて」と話す。二遊間が足らないシーズン最終盤の二軍ではセカンドでスタメン出場もした。
【チーム】フレッシュオールスター出場!
7月20日
一軍に帯同している滝澤夏央に代わって金子功児が出場した。
【三軍】キャッチャー金子功児
7月22日 @CAR3219
栃木GB 000000000-0
L 01100001×-3
ついに現実になった。ずっと捕手グラブを持っていたり、バッテリーミーティングに参加したりしていた金子功児がマスクを被った。甘いマスクではない、キャッチャーマスクだ。試合では5回表の川下将勲をリードし0で抑えた。今年はこの1試合のみとなったが、自身の幅を広げるためにも今後も行うかもしれない。
【チーム】ガルシア支配下へ!
7月25日
【三軍】初めての夢の舞台での一戦
7月27日 @ベルーナ
栃木GB 000000000-0
L 01300000×-4
三軍始まって初のベルーナドームでの一戦。ロペス、シンクレア、谷口、野村和などが始めてこの場所で試合を行った。相手BCリーグにとっても貴重な機会。この翌日の群馬DP、9月のBCリーグ選抜と来年この場所で戦っているかもしれない戦士たちが躍動した。
【二軍】長谷川信哉、グランドスラム
8月2日 @平塚
L 000001050-6
De 100000030-4
ハントブルーユニ初日。未来のリードオフマンが平塚の夜空でハントした。1点差の8回ノーアウト満塁の場面で長谷川信哉が振り抜いた打球はレフトスタンドへ。上茶谷大河から自信につながる一発を放った。
【二軍】金子功プロ初ホームラン
8月12日 @CAR3219
S 010100100-3
L 000400001×-5
BCリーグ選抜、グランドチャンピオンシップ、入団テスト・・・。
大事なところで柄じゃないホームランを打てる未来の持ってる男。ネクスト長谷川信哉と勝手に思っているので、来年はファームでのサヨナラや値千金のホームランに期待したい。
【二軍】金子生涯最後のサヨナラヒット
8月18日 @ベルーナ
O 000000100-1
L 000010001×-2
オイシックスとの今季最終戦。劇的な形で試合は幕を閉じた。同点で迎えた9回裏、先頭の高松渡がヒットで出塁すると、元山飛優がバント、牧野翔矢が申告敬遠と繋ぎチャンスメイク。打席にはこの夏チームを引っ張る金子侑司。イースタン・リーグ最多セーブ王に輝く上越の守護神・上村のスライダーを流し打つと打球は前進守備の外野を越すサヨナラタイムリー。ベルーナドームに訪れたファンを熱狂させた。この瞬間は、誰もがまた一軍の力になってくれると信じていた。
【三軍】4時間19分、炎天下決死の闘い
8月18日 @笠間
L 003260020-13
茨城AP 212000051-11
あつい。試合が。気温が。BCリーグ交流戦ラストを締めくくる笠間でのビジター戦。とても暑い気温の中での一戦となった。今年途中からBCリーグ主催ゲームでは一定の気温になると9回に到達していなくても2時間45分経過時のイニングを最終回とする(※もっと細かい規則あり)ルールが存在したが、この試合はギリギリ対象外。決着が着くまで行われた。先発木瀬翔太がピリッとせず、序盤からリードを許すも打線はNPBの意地を見せる。終わってみれば13対11。試合時間は4時間を超え、笠間市の夕焼けチャイムが試合中に流れる熱戦となった。ジョセフはベース上で、粟津凱士はマウンドで足をつり、両チーム満身創痍の中での一戦であった。
【二軍】富士山麓に将平吠える
9月3日 @ちゅ〜る
L 010106010-9
V 122020000-6
今年からウエスタン・リーグに加入したくふうハヤテとの一戦。イースタン・リーグ優勝に向けて負けられない3連戦の中で、地元静岡出身の鈴木将平が躍動した。
4点差を追いかける6回。先頭のコルデロが打った瞬間のアーチで1点を返すと、その勢いで2点差まで迫り尚も2アウト満塁のチャンス。バッターは鈴木。スタンドでは鈴木将平タオルが散見される中、2球目を振り抜くと打球はライトスタンドへの確信弾。プロ初のグランドスラムは地元に錦を飾る形となった。
【三軍】捕手陣全員ユーテリティ化
9月4日 @CAR3219
鷺宮製作所 000000000-0
L 20000000×-2
三軍は人が足らない。ただキャッチャーだけは充足している。そのようなチーム状況の中で今年も多くの若手捕手が様々なポジションについた。この試合では古市尊がサードで出場。
【三軍】高卒ルーキー、実りの秋。巨人三軍に6連敗
9月7日 @ジャイアンツ
L 000000000-0
G 01000000×-1
巨人三軍とのマッチアップ。昨年の三軍創設から5連敗中と「三軍」の格の差を見せつけられている中、先発は川下将勲。春先から制球力に苦しみ、四球を連発する場面が多く見られた高卒ルーキーは、8月18日の笠間で荒れ狂う試合展開の中唯一好投を見せると、この日も巨人打線をしっかり抑え5回1失点とゲームを作った。「川下が投げれば、木瀬も投げる」「木瀬が投げれば、川下も投げる」。2番手は木瀬翔太。この2人はいつも同じ試合で共に登板する機会の多い選手だ。木瀬も3イニングを1安打無失点に抑える好投を見せた。9月20日のBCリーグ選抜戦、29日の山岸ロジスターズ戦でも2人は共に登板し、好投を見せるなど来季に向けて光を灯した。試合は野田海人の1安打のみと打線が奮わず巨人三軍に未だ白星を挙げれず昨季から6連敗となった。
【二軍】DeNAとの天王山、まさかの3連敗
9月13日 @平塚
L 000100000-1
De 00020070×-9
9月14日 @平塚
L 000000000-0
De 00000001×-1
9月15日 @横須賀
L 000000000-0
De 00001000×-1
イースタン・リーグ優勝に向けて、1つでも勝てば優位に立てるDeNAとの天王山。この3連戦に与座海人、青山美夏人、井上広輝と期待の出来る先発を3人ぶつけた。初戦、4回に高木渉のタイムリーで幸先よく先制するも、直後に与座が逆転HRを被弾。7回には浜屋将太が掴まり終わってみれば1-9の大敗となった。
2戦目は序盤から投手戦。好投する青山美夏人を援護したい打線だが、相手先発三嶋一輝を打ち崩すことが出来ない。0-0のまま迎えた9回裏。3番手本田圭佑がピンチを招くと、代打楠本泰史にサヨナラタイムリーを浴びた。
場所を横須賀に変えて行われた3戦目。先発井上広輝が好投を見せるも、勢いのない打線には1点が遠い。スラッガータイプの高木がバントを決めるなどどうにか点をとる策は考えるものの、攻撃のミスが多く、あと一本が出ず3連敗となった。打線はこの3日間1得点。ここから完全に勢いを失ってしまう。
【二軍】菅井シャットアウトゲーム!
9月17日 @ベルーナ
G 000000000-0
L 00100001×-2
今年6月に支配下登録を受け、7月にはプロ初勝利を挙げた男が強くなってファームのマウンドに帰ってきた。この日先発した菅井信也は序盤からアクセル全開の投球でジャイアンツ打線を抑えこむ。2回に連打を浴びてピンチを作るも、空振り三振に抑えると、勢いは9回まで続いた。結果的に9回を13奪三振で完封勝利。2回の連打以降はパーフェクトの投球であった。
【二軍】ありがとう、増田達至。
9月24日 @CAR3219
S 000000000-0
L 01001001×-3
【チーム】宮崎で連覇へ!
叶えられなかったイースタン・リーグ優勝への想いを乗せて、二軍と三軍が一緒になって戦う舞台がやってくる。暖かい宮崎で若手の促成栽培をする機会フェニックス・リーグ。今年も優勝目指して戦うのみ。
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