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”美味しいコーヒー”のあるカフェの簡単な探し方

こんにちは、こるくです。
タイトルの通り、美味しいコーヒーのあるカフェをさくっと見つける探し方をご紹介します。早く読みたい方は中程に結論があります。

以前、池袋にあるおいしい珈琲のお店をご紹介しました。

いろいろな街のカフェを書こうかと思ったのですが、地域でまとめるほどたいしてストックがないことに気づいてしまいました。なので、さくっと探し方をシェアすることにしました。あ、でも神保町は結構あるから書きたいな。

探し方の前に、前提をひとつ。

コーヒーのあるカフェというのは大別すると「居場所を提供するカフェ」「エスプレッソ系ドリンクを楽しむカフェ」「ドリップコーヒーを楽しむカフェ」に分かれます。

「居場所を提供するカフェ」とは、ドリンクやフードの味ではなく、場所を価値として提供しているお店です。主にドトールやサンマルクなどのイメージです。一杯250円以下くらいで、味はそこそこ。
「エスプレッソ系ドリンクを楽しむカフェ」とは、ドリップコーヒーではないドリンク(カフェラテやカプチーノやエスプレッソなど)が充実しているお店です。主にスタバやタリーズなどで、様々なトッピングや注文が特徴です。
エスプレッソ系ドリンクは名前の通り、エスプレッソベースです。そのためドリップコーヒーはあまり充実しておらず、「ドリップコーヒー」や「アメリカンコーヒー」という名前で提供されているイメージです(最近は豆が選べるところもありますが)。
コーヒーの種類に関してはこちらのサイトがわかりやすいので、ぜひご参照ください。

そして「ドリップコーヒーを楽しむカフェ」です。コーヒー豆の種類が豊富で選べたり、ハンドドリップで提供していたり、ドリップコーヒー専門店もあったりします。
今回はこの中で最後に挙げた「ドリップコーヒーを楽しむカフェ」の探し方です。


いきなり結論です。

地域名+「自家焙煎」 or 「自家ロースト」 で検索!!


これだけです。以下に理由を書きます。


コーヒー豆は、どんな豆であれ「鮮度」が重要です。古い豆で美味しいなんてありえません。コーヒー豆は生鮮食品だ、とも言われるほどです。
もちろん「質」の要素もあります。質も鮮度も高ければ完璧です。でも、質が悪くても、鮮度が良ければ美味しいのです。

「鮮度」とは、「生豆を焙煎してからの時間」を指し、基本的には短いほどよいです。生豆(焙煎する前の豆)の状態では長期保管が可能ですが、焙煎した豆は空気に触れて酸化し、どんどん劣化していきます。とくに風味は、焙煎後一週間が限度と言われています。
コンビニのコーヒーマシンに入っている豆を見てください。異様に豆自体や周辺がテカテカしていませんか?これは劣化した豆から出ているオイル(油)が酸化したものです。この酸化したオイルがコーヒーに混ざると、風味を壊し、渋みが生まれ、喉に引っかかり、口にずっと残るような嫌な感じの味になってしまいます。
オイル自体はコーヒー豆に含まれ、コーヒーにコクを生むものなので、あってはならないものではありません。重要なのは焙煎豆を酸化させないことなのです。豆のままでも一週間と言われている鮮度ですが、挽いた粉の状態では2〜3日です。

つまり、美味しいコーヒーというのは、コーヒー豆が正しく「管理」されていることが必須です。

そこで、自家焙煎のお店なのです。

自家焙煎とは、コーヒー豆を生豆で仕入れ、焙煎機を自社(店舗もしくは焙煎所)で用意し、自社で焙煎していることを指します。
焙煎機は一般的に高額で、サイズが非常に大きくて場所を取るため、置くには様々なコストが必要です。このコストを押してもなお設置している店舗は、豆の鮮度(もしくは焙煎加減)に重点を置いてるからです。
必然的に管理がなされており、鮮度の高いコーヒーを提供してくれます。

自家焙煎のお店でなくとも、コーヒーの美味しい店はたくさんあります。ですがそれは「質」が高い=「高価」であるケースが多いです。
ブルーボトルコーヒーのように、豆のブランドに徹底的にこだわるサードウェーブのような場合は、当然質もコントロールしているのですが、「ブラジル」といった表記で提供しているお店は、飲んでみないとわかりません。
美味しいコーヒーを見つけるには、自社で焙煎しているお店を探すことが、簡単で確実な手段なのです。

ぜひ、美味しいコーヒーを探すときには、「鮮度」を意識して、お店を探してみてください(焙煎○日以内、と書いてたりもします)。


それではまた!

ゲームと食を楽しむサラリーマン。人生は楽しい。