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働き方平成回顧録②~喫煙事情

みなさんこんにちは。
平成働き方回顧録、第二回は『喫煙事情』。
さて、今皆さんのオフィスでは喫煙したい場合どうされていますか?
オフィスにある喫煙ブースに行くか、建物内が全面禁煙でビルの外まで煙草を吸いに行く方もいるでしょう。
四半世紀前の私が社会人になった時の喫煙事情はひどいもので、みんな自席でスパスパ吸っていました。今考えると信じられず、よくそんな環境で仕事をしていたものです。
当然ながら煙草を吸うおじさんの机には、吸い殻がてんこ盛りになった灰皿がありました。うーん、気持ち悪い。
年末の大掃除で壁面キャビネに洗剤を吹きかけると黄色い液体が流れるという有様。それだけヤニが空気中を漂っているということです。
私は煙草は一切吸わないので、本当につらかったです。同じ職場で働くおばさまの一人も、たばこの煙がいやだったみたいで、卓上扇風機の風向きを、たばこおじさんに向けて回していました。そしておじさんが風邪をひくという(笑)。
女性同期の中にはタバコを吸う子もいましたが、「女がタバコを吸うなんて」という雰囲気がありとても吸えたもんじゃないといっていました。この辺りも今の時代から見ると錯誤していますね。
で、少しだけ時間が流れると、定時時間内は禁煙とルールになりました。でも、定時になったとたん室内は煙だらけです。
そしてまた少し時は流れ、会議室のみ喫煙可能というルールになりました。このルールの変移も謎ですが、こうやって少しずつ、愛煙家たちの活動領域は狭められていくのでした。
今は喫煙ルームでのみ喫煙可能ということになっているのですが、この喫煙ルームというのが結構タバコを吸わない者からするとずるいなあと思う場所で、「今、たばこ吸ってたら、〇〇部の〇〇と会ってさ、例の件、話付けておいたから」ということがしばしばあるのです。タバコを吸ってるときはリラックスしていて、ちょっとした頼みごと・相談ごとがするっとまとまってしまうのです。うーん、ずるい! こちとら、電話やらメールやらで一生懸命交渉しているのに!!
そんな喫煙ルーム交渉も、コロナ禍で在宅勤務が常態化していくと、「昔はたばこ部屋でささっとまとめてたのになあ」と懐かしのメモリーになっていくのかもしれません。


#喫煙ルーム #働き方 #タバコ

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