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週末論

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服好きのキツネが、ひとりで、たまに友人たちと、週末を楽しくこだわる物語です。 毎週末くらいに更新。
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#漫画

週末論(37) 私と服

週末論(36) 俺と服

週末論(シューマツレディオ)

 作品を伝える手段は、必ずしも物語や絵だけでなくて良いのではないかと思います。実は週末論を描いているとき、なんとなくそのシーンに自分なりのBGMのようなものがあります。それは直接読み手に伝わることはありませんが、線に、色に、きっと影響は出ていて間接的に何らかの雰囲気作りに関わっているような気もするのです。   今回は「シューマツレディオ」と称しまして、いくつかプレイリストをご紹介させていただきます。それは、週末論の中で流れているかもしれない音楽であり、キャラクターの誰かが聴い

週末論(35) 傘のない未来

週末論(特別編) 週末ミルクティー

 週末論はメッセージ性があるようでない、ないようであります。著者が主張を押し付けずに読み手がぼんやり考える、そんなラインがちょうど良いなと思いながら描いています。  今回のお話は、先日製作した書籍版・週末論の巻末に入れたものです。これくらいのゆるさとシンプルさが、いま描きたい感じだったりします。  それでは、良い週末を。 * * * ▼週末論 アーカイブ▼

週末論(特別編) カバンの中身

 以前、週末論"書籍版"として冊子を個人制作しました。大好きなカフェが週末論を置いてくださっているのですが「手にとってくれるお客さんがいるよ」とのことで。あらゆる作品がWEBで見られる時代ですが、コーヒーのお供にするなら紙を捲るのがいいのかもな、と 改めてまた書籍版を作ろうと思い立ったところです。  ちょうど第2巻の巻末に載せたくて描いたのが今回のお話です。本編以外でも、どうぶつたちのパーソナルな部分を覗いていただけたらいいなと思っています

週末論(33) 靴に願いを

週末論(31) 探しものは

週末論(30) 消耗品じゃない

   サスティナブルなファッションが近年取り上げられていますが、私たち消費者は実際何が出来るのでしょうか。服を捨てることもあるだろうし、ファストファッション大好き

週末論(29) 机上のヒロインたち

 ファッションにとどまらず、インスピレーションというのは様々な創作物から得ることができます。本、映画、美術、伝統芸能、音楽…。過去のものだけでなく、街に出ればすれ違う人たちからリアルを感じることができます。  いわゆる「一流」のものに触れることももちろんですが、普段見過ごしている身の回りのものからも意外に新しい感覚をもらえることもあるのではないでしょうか。例えば読んだことのない雑誌をめくってみるだけで、思わぬ世界が見えるかも知れない、なんて考えています。<

週末論(28) 襟元にえくぼ

 社会に出たり環境が変化したりする過程で、好きだったものの情熱が冷めていくことはあり得ることです。ですが、それは決して悪いことではないし、その時々で必要な物事に時間やお金を割くのは当然でしょう。    情熱を向ける対象は変化しても、少年時代に感じたような特別なワクワクをこれからも忘れずに感じていけたら幸せだろうなと思います。  それでは、良い週末を。  

週末論(27) 変わっても変わらなくても

週末論(26) じいちゃんの時計

 世代を超えて大切にしたいものってありますか? デイトナとかバーキンとか家宝レベルじゃなくったっていいんです。自分以外のだれか大切な人の思い出の品がワードローブに加わる、それはなんだか面白いことだと思います。  週末論は次回からキツネの実家帰省編に突入です。ちょっぴり遅めのきれいな桜の季節、桜がきれいな街へと帰ります。  それでは、良い週末を。

週末論(25) 雨と嘘