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「風」を感じて「桶」を想像するのムズイ。。

都心に住んでると、ゴミ山をみる機会がない。海のプラスチック汚染もニュースでみるぐらい。僕らの生活の中で、地球規模で起きている環境問題ってリアリティがなく「風が吹くとなんで桶屋が儲かるの」状態。コンビニでレジ袋をもらう事が、地球とどう繋がっているか、忙しい日常では想像することは難しい。


国連が進めているSDGsのプロジェクトに参加させてもらった。「海の環境問題」について映像つくるお仕事。

この仕事を受けてから、プラごみについて考えている。僕らが消費したプラごみは、ほんの一部はリサイクルされるが、実はほとんどが発展途上国へと送られる。「最後の始末まで考える」という意識は、僕ら消費者だけでなく国全体の意識の欠如かもしれない。

「環境保護」や「サスティナブル」と綺麗な言葉で啓蒙する一方で、貧しい国にゴミを輸出している。テレビや映画などで見る、ゴミ山で暮らす人々のあのゴミは僕らのかもしれない。

ゴミを引き受けていた国も環境汚染が広まり、ここ数年でゴミ輸入を禁止した国も多い。いよいよ日本も輸出できなくなってきた。プラごみをどうするか本気で向き合う時が来たかもしれない。アメリカではスタバの街、シアトルがストローを禁止したもの大きく報じらた。リサイクルうんぬんも大切だが、そもそも作らない事が大切。プラを作るにも環境に負荷がかかる。

「風」を感じて「桶」を想像することは難しいけど、必要ないものは手に入れないっていう「こんまり」的なものでもいいかもしれない。数分しか使わないレジ袋だったり、過剰な包装だったり、身の回りでもできる事はありそう。

今回はSDGsと吉本がタッグを組んでいるプロモーションのお手伝いをしました。僕らのチームはレジ袋の行方についての映像。年間のレジ袋消費は世界で5兆枚。

SDGsは最近、いろいろな場所で名前を聞くことが増えました。環境だけでなく、人権や教育、エネルギー、産業など多岐にわたります。ボードゲームもあって、前にプレイしたのですが20世紀を体感できるめちゃ面白いものでした。こういったテーマはどうしてもお勉強という感じになってしまうが、吉本やボドゲなどのエンタメとくっついて、楽しみながら地球の事を知る機会が増えるといいなと思います。



今回のプロジェクトに声がけをしてもらった片桐さん、大石さんに激感謝!
国連と吉本のタッグもとても素晴らしいっス。そしてとても優秀なスタッフの皆さんとお仕事できて嬉しい限り。お疲れサマでした!

Staff Credit
CD:大石雄士
P:片桐広基
PM:近藤亮介・村上大樹・松本真理・飯塚春香
DIR:くろやなぎてっぺい
DP:勝野賢
CG:竹山寛
CR:石山将弘
ED:脇川諒・北山正和
M:佐藤能久
MIX:山岡俊
MA:新妻聡、甲斐匡
ST:長井祐介
HM:稲葉きわ
CA:村井祐介
NA:川島明
AE:水越 悠輔
DE:矢島俊之
SE:安江史男

キャスト:山崎静代、伊藤苺香、小川暖奈、尾形貴弘、関町知弘
制作:太陽企画
エージェント:電通


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