日記

気が向いたので筆を執っている。別に中身はないので悪しからず。


電車に揺られている。昼から講義を入れているから、それに間に合うように……ご時勢的にも精神的にも通勤ラッシュの時間に被らないように調整して電車に揺られている。

万が一を常に想定する私だ。こんな時間から目的地に向けての移動を始めていると到着するのは余裕で昼前。講義までかなり時間が空いてることになるのは想像に難くなかったが、その場合は途中まで書いていたレポートの続きに着手すれば良かったから別に問題はない。

こんな文章をスマホでせっせと打っている私の手を涼しい風が撫でていく。凄い速度で移り変わる街中の景色を車窓から眺めながら感じたそれは心地良かったが反面、通勤ラッシュと鉢合わせしていたらそんな心地良さを優に上回る不快感で心が支配されていたに違いない。

オチなんてない。今日も今日とていつも通りに過ごして一日を終える。そして、明日も同じように一日を迎えることになる。そんな当たり前の日常を叫んで、足掻いて、裸足のまま走った果てにはきっと納得の行く答えが気付けると思えて仕方ないのだ。

それを為すことができればきっと今も、そして後に“今”というものを振り返っても、幸せと言える気がするのだ。












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