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復活への道半ば 青梅吉野梅郷 #12

note投稿は2022年11月9日以来4ヶ月ぶりになる。

本日、久しぶりに吉野梅郷に梅を見にいってきた。

吉野梅郷の梅の木は、2014年プラムボックスウィルス汚染によりその全てが伐採され、2016年に再植栽されてから7年目になる。今日見た風景は以前の吉野梅郷、紅梅白梅が咲き誇っている姿を知っている自分からすれば物足りない印象だった。

全体の印象はタイトル上の画像のとおりになる。青梅市観光協会のホームページによると見ごろは3月上旬とあり、今日は3月1日なので満開はまだ先なのだろう。そのあたりの事情を考慮しても吉野梅郷は復活への道半ばであるといえると思う。

以前梅の木が伐採される前、吉野梅郷を何回か訪れているが、梅の木は紅梅と白梅だけであったと記憶している。紅梅と白梅だけでもいくつかの品種があり、それらの組み合わせがきれいでまた伝統的な美しさを醸し出していた。今回の再植栽では黄色い梅(ロウバイ)が追加された。ロウバイといえば長瀞の宝登山が有名だ。個人的には再植栽は紅梅白梅のみにしてほしかった。これは固定観念かもしれないが紅白黄色では色が多すぎるように思えるのだ。


紅梅(色の濃い品種)


白梅


ロウバイ

私が卒業した青梅二中の校歌は「梅ひらくゆかしき匂い」で始まり、校章も梅の花をかたどったものである。また青梅市の花は「うめ」であり市章も梅のもようを配している。青梅市民にとって梅はシンボルであり心のよりどころでもある。7年前に吉野梅郷の復活を目指して梅の木が再植栽された。この試みは青梅市民としてうれしい限りだ。また3年後、5年後と定期的に吉野梅郷を訪れてみたい。梅も成長してまた違った風景を見せてくれるに違いない。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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