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ビカクシダ(コウモリラン)の話

コウモリラン

鹿の角に見えたか、蝙蝠に見えたか。我が家ではずっとコウモリランと呼んでいたが、お世話のために調べていたらビカクシダが正式名称のようなので、迎合しておく。

株分け

直前の姿がこちら。おそらく黒土をベースにした苔玉に植わっている状態でこの家に来たのが5~6年前。家自体、陽があまり入らないので良い環境とは言えないが、元気そうに子株を2つ付けていた。調べているとどうも窮屈そうとのことで、早速だが株分けに挑戦することにした。

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準備

Youtubeって便利。色んな人が競って株分け動画をあげているので、当日までにイメトレは完全にできていた。

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コルク材。チランジア用に買ったもののあまりがちょうどいいサイズだったので、形は整えずそのまま使うことにした。1号(大)が収まる予定。

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水苔。チリさんの高級水苔らしい。初めて使うが、木の枝などの混じったゴミをどの程度取るべきなのか不明。殺菌を兼ねて熱湯で戻したが、想像ほどふくらまなかった。

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椰子の実の殻。道具が揃わずボコボコになったが、大丈夫だろうか。もっと排水(気)用の穴を開けたいが、とりあえず試してみる。2号(中)に使われることになる。

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分割

勇気を出して刃を入れ、引き裂く。

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仮止めできた状態。

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完了。

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ぎゅうぎゅうに圧迫されてきたので、2号と3号はシナシナで元気ないが、きっとすぐ元気になるんだろう。Youtubeによるとね。

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1号の成長点。胞子葉と貯水葉の両方が出始めているように見える。

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3号の成長点。胞子葉が出ている(が、すぐ枯れ落ちた)

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頼りない2号の胞子葉。こちらもすぐだめだった。

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1号のみ順調で、貯水葉をすぐに生長させた。

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3号も大丈夫そうだ。元気とは言えないが、悪くなる様子もない。

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植え替え

問題は2号。やはり椰子の殻の穴が足りなかったようで、2週間経っても内部がビシャビシャだったため、緊急手術(裸の苔玉に植え替え)をした。その過程で、古参の葉が一枚折れてしまった。根はほとんど生えていなかった。

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うーむ心配すぎる。

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絶好調の1号。ひと月後には貯水葉がこんなに立派になった。

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2号もようやく、貯水葉が現れた(安心)。

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公開した気になっていたが下書きにいたので公開にした

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