生きてる上で大切にしていること
こんばんは。最近めっきり寒くなりましたね。暖房をつける日も遠くなさそうです。
最近ふとなんで私は生きているんだろうなと思うようになりました。人間、生殖機能が備わっている訳なので、子孫を残すために誰かを好きになってセックスして子どもが生まれて。夫婦と子で家族が新しく作られ、働き、子育てし、家族で泣き笑いを過ごして老夫婦となり。孫が生まれて家族は続く、己は老化にて逝去…みたいな流れが人間の正しいあり方として、これまでの常識となっていたのではないかと思います。
しかし現代、人生多様化時代。
自分の生き方が人と異なっていたとしても一定、社会に許容されるようになりました。(といってもまだまだ理解してもらえないという場面も少なくないですが)
そんな中で、結婚適齢期(多くの女性が結婚を考える適齢期の1位は27歳らしい ゼクシ○調べ)を遠にすぎたわたくし。結婚も彼氏ができる予定もなにもない、特に仕事が生きがいなわけでもなく、ただただ生きているわたくし。
なんで生きてんだろうな、とふと思いました。
日本でも安楽死ができれば話は別ですが、合法化されていないので、寿命がつきるまで生きるしかないにしても、最期の時まで何を大事にして生きていこうか。多くの人は仕事や家族…と挙げられるかと思います。私はなんだろうか。
まずは2匹のネコですね。
ネコと一緒に生活をするようになって、生きる目的となりました。これまで先立つものはなにもない独身なので、いつ死んでも諦めはつくと思っていましたが、ネコがいると死ねなくなりました。本当に。少なからず、この2匹の最期を見届けるまで死ぬつもりはないし、死ねません。あと仕事も辞められなくなりました。お金がないと養えませんから、ネコを。
ネコを飼うことの素晴らしさはまた今度語るとして、ほかになにを大事にして生きているんだと考えた時に思い浮かんだのは「生活」でした。
いかに自分らしい生活を送れるのか。生きるか死ぬかという選択肢の前では、前者を選ぶしか社会的にもネコ的にもないので、ならせめて自分が生きやすい方法をとことん追求しようと。なので「生活」。具体的にはQOL(quality of life) 生活の質の向上。
質をあげるため、例えば家電製品にはこだわる。空気清浄機の設置や少し性能がいい掃除機を使うという具合です。次のボーナスでは炊飯器とパソコンを購入予定。仕事では出来ない仕事はNOという・なるべく残業をしない。やるべきことはやるけれど、できるだけ最低限・省エネに。定時帰りで自宅に帰り、ゆっくり湯船につかり、清潔な洋服で、掃除されて整頓された部屋でご飯を食べて最愛のネコと過ごす。
特別なことはなにもないけれど、それは私にとってすごく幸せな時間。
生活の質を上げるためなら努力しようと思うし、綺麗になるなら洗濯も掃除機も苦だと思いません。わりと家事は好き。やったことが素直に返ってくるから。
今日は気になっていた窓を磨きました。汚れがなくなった窓からネコが外を眺めたり、青空が見えた時、たまらなく幸福感を感じました。
だれかに認めてもらわないと生きてはいけない時代ではない。自分さえ、自分を肯定できたのなら、それで十分じゃないかと思うのです。
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