4年生 総合学習「ゴミ」

今年はいろいろやりたいことやってみようってことで、総合学習もPBL型で「ゴミを減らすには?」という問いだけ子ども達になげて、後は自分たちで考えたことを実際にやってもらって、検証して、結果や取り組みの過程を好きなように発表してもらうという形でやってみてます。
今は、何をするかを決めて実際にやってみている段階なんですが、これが面白くて。あるグループは、学校中にリサイクルボックスおいて、いらなくなったものを集めてたり、あるグループは、クラスの給食の残飯を減らすために、完食キャンペーンを実施したりしてます。特に面白いのが地域を巻き込む系のグループが何個かあって、近くのスーパーにエコバッグを使おうのポスターを貼らせてもらいにいったり、地域のポイ捨てゴミの調査をしにいったり、昨日は、駅前にいって「不用品ありませんかー」と呼びかけにいったりしてました。名づけてリサイクルボーイ&ガールズらしいです。教頭先生と地域のコミュニティの人に許可をもらい、放課後ヤル気満々ででていったのに、いざ駅前に立つとモジモジして、でもそこに友達が不用品もってきてくれたり、通りかかったお兄さんにがんばってねってチョコレートもらったりしている内に勇気がわいてきて呼びかける声もどんどん大きくなっていきました。そしたら、優しそうなおばさんが「いつまでやってる?ちょっと不用品取りにいってくるわ」といってわざわざ家からもってきてくれたりしました。やったーって子どもたち、地域の人のやさしさに嬉しそうにしてて。たった1時間ぐらいで、ちょっと頼もしくなってるのを感じて、この指とまれ式クラブでも感じたけど、先生が枠を決めないで、子どもに任せてそれに一緒に付き合ってみると、想像してなかったことが起きて、そこで子どもたちは大きな経験をしていきます。「これを経験させたい」とか「こんな力をつけさせたい」ってあってもいいけど、「意図しない体験」があって、「想像していない成長」をみせてくれるそんな時間をたくさんつくれたらもっともっと学校って楽しくなるなって思いました。

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