【20220523_本日5/23の学び】

<本日5/23の学び、メモ>
(1)Youtube
①後藤達也さん:
②ばっちゃま「意見変更です。このセクターは大相場が来ると思う。」
●最近の株式市場
・異変を感じさせるものだった。
・DOWは8週連続安で1932年の大恐慌時代に匹敵する連続安。
・NASも7週連続安でドットコムバブル崩壊以来の連続安。
・これほど下げている理由はFRBがリセッションも辞さないでインフレ退治に注力することが明らかになったから。
・具体的には、リセッション覚悟で5月は0.50%の利上げを実施。市場参加者は6月,7月も0.50%の利上げを予想してる。まだ一回しか0.50%の利上げを実施してないのにこれだけマーケットは苦しんでる。
・しかしここにきて、夏以降のFFレートの予想に変更があった。具体的には、先週の木曜にまでは3回連続だった0.50%利上げ予想が、金曜日には2回連続に変わった。つまり、9月以降の利上げは0.25%利上げになる、そして来年には利上げできなくなると予想に変更があった。これは市場参加者がリセッションが来ることを織り込み始めているということ。
・先週は債券が買われ、長期金利が下がった。なお、リセッションの時に、債券が買い込まれる。


(2)Clubhouse
①カピバラさん部屋
● <信太郎さん記事>インフレは今後数カ月で失速し2022年後半からリセッションとなり2023年から再び緩和へ!?
・アナリストなどはインフレはピークアウトしたと考えている。理由は、FRBがソフトランディングをあきらめ、インフレを抑えるためにあらゆる賭けに出ているように見えるため。
・GSのチャートなどが示すように、ウォール街はインフレがピークに達したと確信しており、インフレはPeak outしたと見る向きが多くなってきている。
・最新のファンドマネージャーサーベイでも回答者の68%が今後数四半期にインフレ率が低下すると予想していることを明らかになっている。
● 強い雇用はまだ残っているが?
・バンカメのエコノミストが先週書いているように、FRBが失業率を大幅に上げずにインフレ率を目標の2%まで下げるのは困難で、労働需要を大幅に下げる必要があります。
・言い換えれば、FRBは労働需要に打撃を与え、賃金スパイラルに歯止めをかけるため、穏やかな景気後退(ただし、恐慌ではない)を望んでいるということになる
・今のところ、Job Openings and Labor Turnover Survey (JOLTS)を見ると、労働需要は強い。
● リアルタイムの労働市場は失速している
・ただし、JOLTSの欠点は、データがかなり遅れていること(最新の雇用統計から1ヶ月遅れて追跡される)。
・そして現在の環境では、トレンドが急速に変化する可能性があります。
・Bank of Americaは、より正確な答えを得るために、レベリオ・ラボの求人情報データを使い、労働需要の増加をリアルタイムで把握したところ、4月の新規求人件数は、Revelioのデータによると、200万件減少して660万件になりました。これは、2019年5月まで遡る入手可能な歴史の中で最大の月間下落幅を示すもの。
・求人広告の減少は、労働需要が冷え始めている兆候をしめしているということになる。
● 労働市場が失速しているほかのデータとは?
・NFIB中小企業調査
・Challenger Job cuts
●レポートまとめ
・結論は “人手不足 “というシナリオは既に打ち止めとなっている。
・今後は失業率が急上昇し、賃金が暴落するのはせいぜい数ヶ月のことと想定。
・これは、私たち(とモルガンスタンレーとBofAのマイケル・ハートネット)が以前言ったことを裏付けてる
「景気後退は2022年の後半に始まり、FRBは予定よりかなり早く利上げサイクルを終了し、2023年初頭に利下げと最新のQEを開始するだろう。」
・つまり労働市場の逼迫が解消され給与デフレがはじまりインフレがおさまり、リセッションとなりFRBは引き締めから緩和に転じるということを予想しておるということじゃな!



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