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【最強要塞の育て方】ヒスイヌメルゴンVSTAR【デッキレシピ付き】

こんにちは、くろさんです。
ヒスイヌメルゴンVSTARデッキについて、育成の仕方やボスケアやベンチの置き方などデッキレシピ付きで解説です。

1ヒスイヌメルゴンVSTARとは?

特性から見ていきましょう。
自分のHPを全回復します。「モミ」の上位互換効果ですね。
エネルギーのトラッシュをする事無くHP全回復は破格の性能ですが、大体このタイプの耐久ポケモンは相手の超火力ポケモンに一撃で倒される何の意味もないただ火力が低いだけの悲しいポケモンたちばかりでした
今 回 は 違 い ま す

技に注目です、パッと見、水鋼無という面倒な3エネ、200という足りなそうな火力、の微妙な技に見えます。
ですが次のターンのダメージがー80されます。HPは270ですので340までなら一撃で倒される事はありません。
ほとんどの技を耐える事が出来ますね。
最近、環境トップのパルキアデッキには大きな御守りの採用が増えています、御守りをつける事で相手からのワンパンを防ぐ訳ですね。一撃で倒されないという事は今のポケモンカードの対戦においてとても大きな意味を持つのです。
ちなみに御守り付きパルキアのhp310を2パンする前提であれば一撃分のダメージは160もあれば足ります

どうでしょうか、ヒスイヌメルゴンがありとあらゆる相手のポケモンの技で一撃で倒されない圧倒的耐久力、特性によるお手軽全回復、相手のポケモンを2パンする絶妙な火力を持った最強のポケモンに見えてきたと思います。

2育成方法

続いて育成方法です。
要求エネが水鋼無の3つと重め、パルキアのように特性でエネ加速も出来ません
考えた方法は2つです。
①メタルソーサーでドータクンに鋼エネルギーを付けた後メタルトランスでヌメルゴンに移動、水エネは手張り
②メロンで水エネをトラッシュから付ける、鋼エネは手張り
鋼型か水型の2つですね。
①の方法ですと、水エネの枠を「オーロラエネルギー」にする事によって全てのエネルギーを「メタルトランス」で移動できるようになります。
盤面が完成すればモミを毎ターン使えるようになり、かなり固い盤面になりますね。
ですが、ドーミラー、ドータクン、メタルソーサー、と必要なカードが多く初動が安定しない事から今回は水型にしました。
また水型の方が先2ボスのケア率も高かったです。

3デッキレシピと採用カードについて

メロンを安定して打てるよう構築しました、後述しますがヌメルゴンが成立した中盤以降でもメロンには役割があります

ヌメルゴンライン4-2
先2ボスケアで後手1に2体置きたい下を最大枚数、後程詳しく解説しますが上は1回成立させればいいレベルなので2枚、また働く前歯の邪魔になりますので最低枚数です。

ビーダルライン4-3
今回のデッキ回転枠です、安価で強いですね。
進化体は前歯の阻害になるので減らして3、下は最大。
レベボ1+下3という手もありますがサイド落ち嫌って現物4。
ヌメルゴンの上下、メロン1~2枚、エネ3枚、と序盤に要求される枚数が多いせいで、裏工作よりも前歯の方が安定しました。

ネオラント
メロンを持ってくる用、終盤のボスに使える点も○

クロバット
入れたくはないですが安定性の為仕方なく、ベンチ置く時は相手のサイド数に注意しましょう。

かがやくサーナイト
ゲッコウガで安定性UPという選択肢もありますが、今回は耐久に振り。メロディアスエコーでのワンパン率を下げたいです。

クイックボールーハイパーボール4ー4
デッキの安定性を上げるカード、他のサーチ札よりも優先している理由は手札の水エネを捨ててメロンに繋げる為です。

しんかのおこう4
ヌメルゴンVSTAR、ビーダルをサーチする安定性UPのカード。
盤面が出来てない時は盤面を作れ、盤面が完成済なら空打ちで前歯のドロー枚数の邪魔にならない最高のカードです、最大枚数。

大きなおまもり2
ヌメルゴンの耐久上げ用、1でもいいがサーチ手段が無い為2。序盤被ったら進化前ヌメルゴンに付けて倒されない事を祈っても○

たっぷりバケツ4
水水鋼で技が使えるのでバケツ+鋼でエネが揃います、要求値を下げてくれる良いカード。
デッキ内の水エネの枚数を残しておく必要性が他のデッキよりも薄い為最大枚数入れても問題ないです

すごいきずぐすり2
メロン+手張りで2エネですので問題無く使えます。特性で回復したターンとその次のターン両方に手張り+メロンで回せている場合2枚まとめて使えるので覚えておくといいです。

トレッキングシューズ4
水エネをトラッシュしつつデッキが掘れるカード、序盤の安定感UPも○

ふうせん1
先行2ターン目で技を使う場合、バトル場のポケモンをベンチに戻さなければいけません、強くはないので最低枚数の採用。先手はクロバットトレシュー前歯で全力で堀りに行きましょう

メロン4
許されるなら8枚くらい入れたいですがルールですので仕方ありません、4枚です。

ボスの指令2
メロンきずぐすりでずっと戦っていたいですが、手負いのポケモンをベンチに戻されると辛いので必要です、序盤は打てないので2

エイチ湖3
耐久上げ用、雪道や序盤の崩れたスタジアムはきついです、張替えたいのでしっかりと3
ミュウVMAXはオドリドリー20+エイチ湖-20込みで160なので確定数はずれません、安心して使いましょう。

水エネ7
メロン率UPの為になるべく多めに採用

鋼エネ3
4でも良いですが、必要になるのがメロン打った後ですのでサボり気味でも大丈夫でした、鋼エネ引けない事よりも他の事故が多かったのでここは3で○

4動き方

1ターン目はヌメルゴンにエネルギーを付けます、1ターン目にエネルギーの手張りが出来ないと2ターン目に技が使えません、このデッキが1ターンに付ける事の出来るエネ枚数が2枚に対し、技を使うのに必要なエネの枚数は3枚です。絶対に1ターン目にエネを付けましょう

2ターン目はメロン+手張りで技を打ちます。
鋼エネも必要になってくるので要求値は低くはありません、働く前歯のドロー枚数が増えるようにプレイしましょう、クイボでこの試合使わなそうなポケモンをサーチし、ハイボで捨てるなど、デッキ圧縮も大事です。

1度3エネヌメルゴンが完成してしまえば圧倒的耐久力のおかげで場持ちしてくれますが、この間に前歯でデッキを掘りまくり凄い傷薬を探しに行くのが大事です。特性での全回復ターンにメロン+手張り、次のターンにメロン+手張りが出来れば凄い傷薬2枚で240回復出来ます。
また凄い傷薬1回+御守りエイチ湖サーナイトといった引き方でも耐える範囲が増えるのでデッキは掘り続けましょう。

~先2ボスケアについて~
1ターンに2エネしか付ける事が出来ないという事は先2ボスでエネ付きのヌメルゴンを倒され、場にエネ付きヌメルゴンがいなくなると次のターン技が使えないという事です。
技を使えなければ耐久UPもしません、進化したところでただのHP270です。
ですが先2ボスをケアする方法があります。トレッキングまで採用しメロン率を上げている理由とエネの採用枚数が異常に多い理由がここにあります。
1ヌメルゴンAにメロンを使用、水エネが付く
2ヌメルゴンBに手張り、水か鋼エネが付く
こうする事で場には1エネが付いたヌメルゴンが2匹存在する事になります。
次のターンどちらのヌメルゴンがボスで倒されたとしても、残った方のヌメルゴンを手張り+メロンで3エネにする事が出来ます。
1度技が使える状態にしてしまえば最高硬度の完成です。ワンパンどころか特性のせいで2パンすら出来ません
要求値の高さから毎回出来る訳ではありませんが、知っているのと知らないのでは勝率がまるで違います、覚えておきましょう。

~ベンチの置き過ぎに注意~
このデッキの攻略法とでも呼べる方法なのですが、ボスの指令でベンチのvを3回倒すとヌメルゴンVSTARに1度も触れる事無く勝利する事が出来ます
ベンチにvを置く回数に注意しましょう。
ヌメルゴンデッキは特別なデッキです、バトル場のVSTARはほぼ倒される事はありません、手癖で2体目のヌメルゴンを適当にベンチに置くのは絶対に止めて下さい
ヌメルゴンVSTARに技を使われ次のターン特性で回復、次のターンもう一度ヌメルゴンVSTARに技を使われ回復手段が無い、ここまで粘れます、ヌメルゴンVは慎重に置きましょう。
「じゃあなんでクロバットとネオランと入ってるんだよ」と思った方もいるかもしれません、置ける範囲というものがあります。
先2で盤面を完成させたとして、
バトル場:ヌメルゴンVSTAR ベンチ:ネオラントVクロバットVビーダルビーダルになったとしましょう、この盤面でもボスでヌメルゴンVSTARに触れずに勝利出来そうですが、その場合ネオラントクロバットビーダルビーダルで相手はボスを4回打たなければなりません
ほとんどのデッキがボスの採用枚数は多くて3枚です、フュージョンが理想的に回って手帳込みでようやく4ボスに届くレベルです。
ボス3回までならサイドを取り切られない範囲でネオラントクロバットを置いて回すのが大事です。
ここまで言っておいてあれなんですけど、デッキ事故ってる時は割り切って普通に置きます、無駄に置き過ぎない事が大事という話です、
またヌメルゴンと対戦する機会がある方は是非ベンチだけをひたすら倒してみて下さい。

5対面性能

・ミュウ
ボスが打ちやすいデッキランキング堂々の1位です。ベンチに注意しましょう。
盤面が完成さえすれば有利に戦えますが、4エネエコー+パワー4+ベルトで430です。
アイアンローリング+エイチ湖+おまもり+サーナイトが耐えるダメージは410なのでワンパンの可能性がある数少ないデッキです。滅多に成立しませんが気を付けましょう、逆にサーナイトまで置かないと3パワーベルトか4パワーで貫通します、かがやく枠をサナにしてる理由のひとつですね。

・パルキア
ワンパンされないので戦いやすいですが「げっこうしゅりけん」でサイドを2枚取られる可能性がある事には注意です。手裏剣で2、ボス2回で2✖2とボス2枚でもヌメルゴンノータッチ勝利されます。
ベンチに注意、またビッパをしっかり進化させる事が大事です。1進化状態で手裏剣でワンパンの裏工作と前歯の差別化ポイントですね。
環境にあまりにもパルキアが増えすぎたらおとなしくマナフィ入れましょう。

・アルセウス
こちらもボスが打ちやすいデッキですね、ただ低下力ですので進化前ヌメルゴンに御守り付けておくと耐える可能性があるのは覚えておきましょう。
チェレンがきつそうに見えますがエイチ湖サナローリング状態だとトリニティノヴァのダメージは80です、向こうの方がきついです。
ベンチの置き過ぎに注意ですね。

・ダイケンキ
モイストスターで回復すると相手はダメカンを置くところからやり直しです。きついです。普通に有利です。

・れんげきウーラオス
ノータッチ勝利で勝てる訳ないと思いきや相手の残サイド1の状態で場にヌメルゴンVSTARのみという状態を狙います。作れると急に逆転出来ます。
受けるダメージはしっぷうづきがローリング込みで150-80の70です。エイチ湖込みだと50。ベンチ置き過ぎに注意ですね。

・サンダース
20ダメージしか入りません。連ウーと同じ感じでいけます。ベンチに気を付けましょう。

・レジギガス
珍しく有利ですね、こっちからは全てワンパンで向こうからのダメージは凄い傷薬一回で足りるので普通に楽勝ですと思いきやレジアイスのブリザードバインドで対戦終了です。
事故ってもらう
相手がレジアイスの技に気が付かない
の2つしか勝ち筋はありません

・ディアルガ
スタークロノス+メタルブラストでローリング込みでも実質ワンパンされます。
ボスの枚数減らしてる事が多いはずなので2体目を育成しちゃいましょう。

ジュラルドン
基本エネ構築なので問題ないです、鋼型との差別化ですね。

ミルタンク
即サレレベルですが、ローリングのおかげで技を打ち合ってデッキロスさせる勝ち筋が一応あるのでデッキ減らさないように回します。基本こっちの方がデッキ切れ早いです。

いちげきウーラオス
270は本来耐える事の出来るダメージですが、追加効果でサーナイトを貫通し、エイチ湖を貫通し、ローリングを貫通します。ベルトか一撃エネ2でおまもりも貫通します。
その名に恥じない一撃っぷりで逆に感動しますね。

6不採用カードと入れ替え候補

・裏工作
技を安定して使うまでに必要な枚数が多く裏工作では足りなかったので今回は前歯にしました

・アルセウスライン
エネを付ける事が出来るのは優秀ですが、スターパワーが被ってしまう事、後手1盤面がアルセ+ヌメルゴンだとボスでヌメルゴンが倒されてしまう、アルセ+ヌメルゴン+ヌメルゴンだと進化前ヌメルゴンとアルセでサイド4枚になるので実質システムがおけない事から不採用にしました。
先行の安定感は上がるので入れ替え候補ではあります。

・結晶の洞窟
相手に張り替えられると効果の無くなるエイチ湖よりこちらの方が安定感は高いですが、ミュウのワンパン率を下げる為にエイチ湖優先にしました。
環境次第で入れ替え候補です。

・こだわりベルト
200打点はベルト込みで多くのVが倒せるようになるので必要そうに見えますが、思ったより必要な場面は少ないです。
先2はメロン要求ですのでボスは使えません。
2ターン目以降の相手のバトル場はほぼ進化体です。
パルキアなどの裏工作を使うデッキの後1のバトル場はどんどんよぶを使う為のメッソンである事が多いです、。フュージョンデッキはゲノセクトもミュウも200で足ります。(鳥込みのゲノだけ足りませんがゲノバトル場のケースは少ない)
3ターン目より後に技一回でサイドを2枚取る事だけが目的ならネオラントクロバットに200ダメで足ります。
つまり相手のベンチに進化前Vが存在し、かつクロバットなどが存在しないもしくは進化前Vを狙う事に意味があり、ヌメルゴンに御守りを持たせておらず、ボスを使う余裕があって、ようやく必要になるカードです。
必要な盤面は存在しますが、多くはなかったので不採用です、入れ替え候補ではあります。

7最後に

以上になります。
ベンチ管理が難しいデッキですが、盤面完成した後の安心感は凄かったです。
練習すれば環境デッキとも戦えそうですね。
どなたかの参考になれば幸いです。
デッキコード→  LgQnnL-JwJS1j-nQnQnL




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