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詩「通り過ぎるもの」

年の瀬から切なさが加速する
『何故』
『呆然』
立ち止まり街行く人を見てしまう
「ああ…」と小さな声を漏らす
年の暮れと言われ心が焦る
けれども切なさは加速したまま
それどころか寒さに冷たい空気に触れたがる
妙な心地良さ
『変わってる』
多分通り過ぎるもののせい
2023年



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