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詩「一石と波紋」

苦しむ
一石
一石が欲しいと嘆く
のた打つ
己の中の静寂
静寂に牙を見せ
だが逆に頭を抱える
鉛のようだ
泥沼に沈む
暗黒を呼び
動けない
人が動物としての動きしか出来ず
無言
叫び
抗い
生存を胸中の鼓動に頼る始末
生か
死か
欲望
一石のち波紋をくれ
創作を懐に頑なに
一石と波紋



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